Patricia Birch

ちょっとダメダメかなと思っていたので、ちゃんとチェックしていなかった『ステップフォード・ワイフ』。でも監督がフランク・オズだとうことを忘れていた。彼の『イン&アウト』も笑えたし、その中でバレバレな踊りをしてしまうケヴィン・クラインの振付けを担当していたのがパトリシア・バーチだった。今回も彼女が担当していたなんてノーチェックでした。しかも、ワルツ命の女の理想郷の話だったので(といっても原作読んでないし、WOWOWの放映も最後から10数分位しか見てない)、この映画の方が振付けとしては大きな仕事だった。
彼女はジェイムズ・アイヴォリーの『野蛮人たち』「The Wild Party」『ローズランド』の振付けを担当しているし、その『ローズランド』(77)で踊りの上手なジゴロを演じたのがクリストファー・ウォーケン。つまりバーチとこれで久しぶりの再会というか、仕事だったのである。それとベット・ミドラーとは『ステラ』と『ファースト・ワイフ・クラブ』(例の最後の歌で)でも組んでいたし。
そう言えば、最近ゲットした日本以外でリリースされて話題の『グリース』の特別盤DVDでは、監督と一緒にコメンタリーで裏話を語ってくれていたのを聴いたばかり。彼女は映画版だけじゃなくミュージカルの初演の振付けを担当した人物。更に失敗作として有名な『グリース2』の監督でもある。と、言う訳で、来月の再放送はキープせねば...

おまけたっぷり&画質+音質向上の革ジャンにくるまれた『グリース