CASTOR ET POLLUX

Journée spéciale John Eliot Gardiner
《カストールとポリュックス》プロローグと3幕の悲劇
"Castor et Pollux" Tragédie en cinq actes et un prologue

今日(フランス時間だけど)は「ジョン・エリオット・ガーディナーの日」として朝から晩まで彼の録音とかインタビューなどを放送しているフランス・ミュジックですが、そんなの全部つきあえないので、この《カストールとポリュックス》とその前の番組でのインタビューなんかでソフィ・デインマンとかジェニファー・スミスのフランス語によるトークを聞いております。ソフィさんは前の彼氏と別れてフランスは離れてた感じですが、サンドリーヌ・ピオーちゃんがなんとこんな注目されていた公演を翌月に控えたルセ指揮《アリオダンテ》とは両立できずに降りてしまい、ソフィが替わりに登場となりました。この作品はエクサン・プロヴァンス音楽祭でのウィリアム・クリスティレザール・フロリサンによる公演(ピッツィの演出がいやでその後は再演されず)、初演版で、今回のヴァージョンとは違うけど)。映像は見ましたがDVD化してもらいたいのは、録音ではソフィが歌った役をクラロン・マクファデンが演じて最高だったから...。ヴェロニク・ジャンスも出てたし。)、演奏会がちょろっとあった程度ですが、今回も演奏会です。でも来期にはアステルダムでクリストフ・ルセ/レ・タラン・リリックがピエール・オディ演出、ヴェロニク・ジャンスアンナ・マリア・パンザレッラと上演するのでなんとかして見たいもんです。今回のアンデシュ君はルセの近年常連なんでそちらにも出演してくれると思いますが...。彼は見栄えもいいし。それはともかく、あまりしっくりこない演奏ですが、一番辛いのがトム・ラスキン。きもすぎ。超勘違い!ナウリいつになく力抜けてるのは、何かあったのでしょうか。ともかく、初演版の方がしっくりきます。下手にいじくり回した感じなのは、ガーディナーのせい?
ちなみに、現在日本でのみ成功した映画『マリー・アントワネット』の中でもこのオペラのアリア「Tristes apprêts」が使われておりますが、それはクリスティの盤です...。

Rameau: Castor & Pollux Rameau: Castor & Pollux (Chamber Version 1754)/ Frisch Castor Et Pollux Rameau: Castor Et Pollux