RODION POGOSSOV

Songs Rodion Pogossov

Songs Rodion Pogossov

明日、武蔵野で歌曲リサイタルをするロシアのバリトン、ロディオン・ポゴソフ。当初《冬の旅》を歌うということで売り切れておりましたが、発売されたCDに近いグリーク、ラフマニノフマーラーチャイコフスキーなどの歌曲に切り替えたことが発表され(でも《冬の旅》からも若干歌うようですが)、払い戻しをした人がいたようで、戻り券が出て、まだ若干名可能とのこと。3千円。とか言って、私は他の歌曲リサイタルにいくことになったのですが...。彼は5月6日にビルバオでスピノジ指揮《魔笛》のパパゲーノを一日だけ演じるのですが、行ける訳もなく、来年は《セビリャの理髪師》のフィガロを主演しますが、トロントなんで...。ちなみに演奏会では両作のオペラ・アリアも歌うそうですが。
このCDにはグルック、カルダーラがあると思ったらモーリー・イェストンのミュージカル《ナイン》のナンバー「Usual Way」で締めくくっていたりバラエティに富んでます。嫌みのない声でしかも千円前後で買えるお試しプライスの新人アーティストによるEMIのシリーズ「Debut」の一枚ですので、今後大勢したりしたら仕様が替わってフルプライスで再発されるなんてこともあるでしょう。なお、このシリーズでは他にヘンデルとかで活躍中のクリスティーン・ライスもあるので、早いところきいてみたいものです...