DER ROSENKAVALIER

ばらの騎士Der Rosenkavalier (1925) - IMDb

  • 監督:ロベルト・ヴィーネ Robert Wiene
  • ピアノ伴奏:コルト・ガーベン Cord Garben 

以前はオケ版を東京の夏で上映しましたが、それは行けなかったので、ガーベン氏のピアノ伴奏で、タダなので。
トークを500円払って聞く程ではなかった。失敗。指揮者も知ってる事しか言わなかったし、演出家はある種の英国人にありがちなだらけブリ。しきりに通常の生活で大げさにふるまう事はないみたいなこと言うけど、自分の知らない所で大げさな身ぶりをして話す人や地域もあるので、見方が狭いし、つまらない一方的な考えの人と言うことが分かったのは新たな収穫で、これで彼のを避けるのは有りと判明。第一面白みがない。リアルなのが好きみたいなので、そんなことはより楽しみたいオペラというものには向かないように思うけど。
とんなことはともかく、映画の方は最近も同じ手法で某所でやっていたけど、フィルムじゃなくDVDでした (売り物じゃないけど)。演奏が始まっても映像が出なかったので何だろうと思ったら、操作ミスのようで、そのため冒頭のクレジットは見られず。3時間以上のオペラを半分の長さにしたものなので、内容は全然違いました。しかし、舞台では無理な演出や群衆シーンなども圧巻で、それはそれで楽しい作品。映像終わっても演奏が続いたのはPALで長さ違ったせい?
ガーベンさんは90分ピアノ弾き通しで大変なものですが、これを5日前に初めて取り組んだそう。元の曲を知っているとしてもすごいことです。なお、楽譜はリヒャルト・シュトラウスがこの映画の為にピアノ版に編曲したオリジナルをまんま弾いたそうです。
ちなみに、カール・レーヴェ歌曲集の次だか最後の録音がバリトンhttp://www.mortenernstlassen.com/flora/flora.asp予定されているそうです。

Piano Concertos Nos 13 & 15 Lieder レーヴェ:歌曲とバラード全集 第20集 (Loewe: Liedar und Balladen Vol.20) シューベルト:歌曲集「美しき水