The Mrs. Bradley Mysteries

『ブラッドリー夫人の推理』〜第2回「死のオペラ」

DEATH AT THE OPERA

  • Screenplay by SIMON BOOKER
  • Based on the novel by GLADYS MITCHELL
  • Director JAMES HAWES
  • Producer DEBORAH JONES

DIANA RIGG in
THE MRS BRADLEY MYSTERIES
with NEIL DUDGEON

  • PETER DAVISON (Inspector Christmas)
  • ROY BARRACLOUGH (Dr. Simms)
  • DAVID TENNANT (Max Valentine)
  • ANNABELLE APSION (Mona Bunting)
  • SUSAN WOOLDRIGDE (Mrs. Simms)
  • James Hurn - Alfie
  • Amy Marston - Agnes Delamere
  • Elaine Claxton - Miss Ferris
  • Monique DeVilliers - Clementine
  • Carli Norris - Plum Fisher
  • Ken Oxtoby - Mr. Jenner

1920年代が舞台の推理ドラマということで、ファッションやボブ・ヘアーがかなりイッていて趣味です。というかこの時代を描くと大概ツボにはまるのは、ジェイムズ・アイヴォリーの『カルテット』を見たせいですが...。ダイアナ・リグはもともと好きな女優なので、舞台とかがあると見ねば行けない一人ですが、昨年はナターシャ・マックエルホーン共演の《Honour》がこの作品みたいに余裕の演技で、その前に演じて絶賛された《肝っ玉おっ母》《メディア》などの熱演系じゃなかったため肩すかしだったのか、熱狂的な支持には至らず... (好きでしたが)。でも秋にはアルモドバルの映画『オール・アバウト・マイ・マザー』の舞台版を主演するので、こちらは映画の方は趣味ではなかったけど、彼女の熱演が期待されるので行かねば!と、思うこの頃 (それにしてもケヴィン・スペイシーによるオールド・ヴィクのプログラミングは彼の趣味があから様すぎなのが....)。
ところで、今回は音楽学校が舞台でタイトルにオペラとかありますが、それはギルバート&サリヴァンの《ミカド》。これが使われた映画といえば『ファール・プレイ』『炎のランナー』などがありますが、台詞の中にもそれを意識したのか元から原作にあったのか「No foul play」と言っておりました。
残念ながら、この放映はエンド・クレジットが無くなっているので、詳細が不明。英国でひとまとめになったセットが出てるので、その内ゲットせねば...。