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メル・ブルックスの映画『
プロデューサーズ』とそのミュージカル版を映画化した
スーザン・ストローマン監督『
プロデューサーズ』(最後にドイツ語の歌が歌われた後に、語りで Guten Tag (「こんにちは」の意。なぜ「さよなら」Auf Wiedersehen にしなかったのか??)って言うんですが、その前に「
Amazon.comで」本を買ってっていうのがあったせいか、「グーテン・タグで」ってやっていて愕然!「グーテン・ターク」だし、「グーテン・タグ」って店の名前だとあの某女史は思ったのでしょうか? 恐ろしい。日本語字幕付きでは笑えない映画になってしまい残念!)を
WOWOWで連続放映しておりましたが、やっぱりあの脅威のゆるゆるは映画版にはかないません。ブロードウェイではないけど、ロンドンでのステージで見た時はどうしようかって位笑い転げましたが隣の紳士の方が死にそうな位笑っていたのでそれに負けました。っていうか劇場全体がそんな感じでした。ロンドンでは
ネイサン・レインは来ても
マシュー・ブロデリックは来なかったので、残念でしたが、代わりのリー・
エヴァンズ(『
メリーに首ったけ』の偽
障害者役というより、『マウス・ハント』ではネイサンとコンビを組んで息ぴったり)がこの映画でのマシューよりは映画での
ジーン・ワイルダーに近いというかそれ以上にぶち切れていたので凄かったし、
カルメン・ギア役を演じた
ロジャー・パートは当然本国での上演で来なかった代わりジェイムズ・ドライファス(『ノッティング・
ヒルの恋人』の本屋店員というか、ノリは『シン・ブルー・ライン』)が最高だったし、とロンドン版はもっと続けてくれればまた見たかったのですが(その後『グレゴリーの彼女』のジョン・ゴードン・シンクレアが出たりしたし)、今年の1月にクローズしてしまいました。でもこの映画版はその舞台でやっていたことを大分再現してくれているので、ミュージカルの映画化もこうなら歓迎。『シカゴ』は論外だし、その後『ナイン』をそのチームがやろうというのは全く最悪 (
デミ・ムーアと
ケイティ・ホームズがオーディションを受けたとかいうけど...)。今の流れで『ナイン』を映像化するなら数年前再演を手掛けたデイヴィッド・ルヴォーに監督させて、
アントニオ・バンデラス、ジェーン・クラコフスキー、
メアリー・スチュアート・マスターソン、チタ・リヴェラらで録ってもらわんと (この面子で何がいかんのじゃ!)。などという嘆かわしいことはさておき、この『
プロデューサーズ』の成功で調子に乗った面々が今度は『
ヤング・フランケンシュタイン』をミュージカル化し、8月7日よりシアトルでトライアルをした後、10月8日にはブロードウェイでプレビューをスタートするということで、期待が高まります。映画版『
プロデューサーズ』にも出演した
ロジャー・バート (『
デスパレートな妻たち』でその後広くしられましたが)が今度は主演し、
アンドレア・マーティンが今回はクロリス・リーチマンが演じたフラウ・ブリュッハーを演じるし、なんと言っても故マデリーン・カーンが演じた
フランケンシュタインの花嫁エリーザベト(エリザベス)を『
ウィル&グレイス』のメガン・ムラリーが担当するのがなんといっても楽しみ。テリー・ガーが演じたのインガ役がサットン・フォスターというのもブロードウェイ・ファンには嬉しいことでしょう。ヨーロッパが舞台の話なのでブロードウェイじゃなくてウェストエンドとかでやった時にでも見たい感じですが、なんだかこの時期は見たいネタが多くなってきて困ります。