TOD IN VENEDIG

ベンジャミン・ブリテン Benjamin Britten
ヴェネツィアに死す》Death in Venice

  • 指揮………………………ポール・ダニエル Musical director : Paul Daniel
  • 演奏………………………ウィーン交響楽団 Wiener Symphoniker
  • 合唱指導……フィリップ・サンダーランド Choir director : Philip Sunderland
  • 合唱…ブリテン・フェスティヴァル合唱団 Britten Festival Chorus
  • 演出…………………ヨシ笈田 Director : Yoshi Oida
  • 美術…………トム・シェンク Stage designer : Tom Schenk
  • 衣装…リチャード・ハドソン Costume designer : Richard Hudson
  • 照明…ポール・コンスタブル Light Design : Paule Constable
  • 振付………ダニエラ・クルツ Choreography : Daniela Kurz

今年やっと「ベニスに死す」でも「ヴェニスに死す」でもなく「ヴェネツィアに死す」という題で原作が再発されましたが、ルキーノ・ヴィスコンティの映画の公開題が災いして、ブリテンのオペラは《ヴェニスに死す》どまり。ブレゲンツ音楽祭の新演出初日の生放送。せっかくいい感じの公演なんですが、バカが延々咳をし続けていて困ったことに(咳するときはハンカチで口を押さえて王子の振る舞いをしないと...!? それともアッシェンバッハの様に終わったら上演終わったら...失礼)。きっと無理に連れてこられたバカな子か嫌がらせしてるか何かか...。隣の人が殴れとは言わないけど、外に出るように注意でもすればいいんだけど。でもこれは子供が見るべき内容のオペラではないけど。こういう客の質の悪い公演ってのはいたたまれない。原作者がトーマス・マンだからってえ英語のこんな作品をオーストリアでやるのも問題。ヨシさんだからフランスでやるか、英国本土でやるべきでしょう。夏の音楽祭の客はゲンナリさせられるからあまりその時期に行きたくないというのが本音。それに野外とか寒かったりするし(これはブレゲンツだけど劇場の方だからTV収録とかはないんだろうけど、この状態じゃ駄目だから.....)。スタッフはカーセン系だけどなんだかやっぱりピーター・ブルック門下ということで《桜の園》風...。歌う場面がないからキャスト表にないけど、タジオことタジューは誰がやってるんじゃ。パンフないと解らない....。主演のアラン・オークはこの秋にENOでサリー・ポッター演出、アリス・クート主演《カルメン》にレメンダードで出演するから見てみたいけど、日程がことごとく合わないので断念。評判になれば再演とかあるだろうけど...。

ヴェネツィアに死す (光文社古典新訳文庫)

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Der Tod in Venedig. 2 CD's

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ブリテン:歌劇「ヴェニスに死す」

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  • アーティスト: ベッドフォード(スチュアート),ピアーズ(ピーター),カーク(ジョン・シャーリー),サンダーズ(アイリス),マードック(ロナルド),リーミング(ピーター),ボウマン(ジェームズ),ボウエン(ケネス),ウィルケンズ(アン),バウアー(マイケル),イギリス室内管弦楽団
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD
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