ASCANIO IN ALBA

• MOZART 22〜アルバのアスカーニョ　Mozart 22 : Ascanio in Alba
• ザルツブルク音楽祭2006「MOZART 22」〜祝典劇『アルバのアスカーニョ』K.111
  • 1771年モーツァルト15歳の作品。今大人気の若手ソプラノ、ダムラウの歌唱にも注目。
• 出演：イーリス・クープケ（ヴィーナス）ソニア・プリナ（アスカーニョ)
• 指揮：アダム・フィッシャー
• 演奏：マンハイム国民劇場管弦楽団及び同合唱団
• 収録：2006年8月3日〜5日、ザルツブルク州立劇場｜1時間46分
• 2007年08月25日(土)｜20:00｜クラシカ・ジャパン｜http://www.classica-jp.com/

モーツァルト:歌劇《アルバのアスカーニョ》 [DVD]

• Salzburg 2006
• Guest appearance by the Mannheim Nationaltheater
• FROM the Salzburger Landestheater

ASCANIO IN ALBA

• MUSIC by Wolfgang Amadeus Mozart
• LIBRETTO by Giuseppe Parini, German text adapted by David Hermann
• STAGE DIRECTOR David Hermann
• Orchester & Chorus of the Mannheim Nationaltheater
• CONDUCTOR Adam Fischer

• VENERE Iris Kupke
• ASCANIO Sonia Prina
• SILVIA Marie-Belle Sandis
• ACESTE Charles Reid
• FAUNO Diana Damrau
• VOYAGER I Christian Banzhof
• VOYAGER II Katharina Vötter

• VIDEO DIRECTOR Stefan Aglassinger

Ascanio in Alba [DVD] [Import]

DVDが安いので買おうか迷っておりましたが、早まらず正解でした。ザルツというよりマンハイムでいつもやってるドイチャー・ヘンタイものの客演。イタリア語のレチタティーヴォのかわりにドイツの俳優がわけの分からない演技と妙な口調でドイツ語をのたまうという正ユーロ・トラッシュ公演。でも独創的な感じはなくエンキ・ビラルの『バンカー・パレス・ホテル』でそっくりなキャラを見たことが....。こんなものをザルツに行くモーツァルト好きが見たい訳がない。こんなことまでして上演するよりセミ・ステージ程度の演奏会の方が作品のためにも歌手のためにも客のためにもいいです。せっかくのソーニャ・プリーナも額の広いカツラでかなり情けなく、ディアーナ・ダムラウは××患者のような格好でブランコみたいなのに揺さぶられてカメラも追いきれず。
プリナは来年10月にヴェネツィアで上演するヴィヴァルディの《バジャゼット》のタメルラーノは演じないことになり、おかげでわざわざ彼女目当てで行く必要がなくなりホッとしましたが(というのもアラン・カーティス指揮《アルチーナ》の演奏会と録音に参加するためですが)、さらにミュンヘンでの《タメルラーノ》のアンドローニコも演じすにナポリでラヴェルのオペラに出るということで、ちょっとがっくり。ダムラウは今年はスザンナでザルツ再登場の予定がキャンセルしたりしましたが、こんな消耗品のような扱いをせず大事にしてもらいたいもんです。

• http://www.amazon.de/exec/obidos/ASIN/B000R20VM8/ume3035-21

この11月リリースのアルバムの情報がもう発表になり、Amazon.deではクリップも見られますが、コヴェントの時ほどどう...って感じもしないでもないけど、ジェレミー・ロレールの指揮なので上手く仕上がるよう期待します (ジャケ写がどうみてもサラ・ジェシカ・パーカー風で、もう一つの写真はローラ・リニー風....セレブっぽく仕上げたいのねん！)。

ディアナ・ダムラウの後期ロマン派リート集(Diana Damrau: Liederabend) [Import]