NATALIE DESSAY

残念ながら前半も後半も声が途切れるハプニングがあり、もういい加減この手のは止めてと願わずにはいられない状況。アンコールは順番が逆で、マノンはやっぱり最高。でもムゼッタはレパートリーにしないでと願わずにはいられない状況。録音とかでしっかり取り組んでいないイタリアものは歌詞がはっきりしないので、やめてほしい。CDの曲目とも違うプログラムでなぜこんなつまらない選曲にしたのか疑問。彼女の声の為にも2回で打ち止めにするべき企画でした。これで12月の公演キャンセルとかになったら、前回同様日本人のせい。前回も日本公演後に休業したし。大体リサイタルは海外でも3度なんてのはやらないし、いつもキャンセル。演奏会は歌いっぱなしじゃないからツアーとかもやるけど。サル・プレイエルでのドビュッシー「選ばれし乙女」を本当に歌うのかが来月の注目ですが (そんなに長くないから大丈夫だといいけど)、CDで録音したバッハ/ヘンデルのロンドンとローマの公演はその公演の前後に挟まれていて、危険な日程なので、結局カンで歌うエイミー・フレストンが結局歌うことになるとみたが...!? ちなみに彼女のサイトにマドリードの日程がるけど、その劇場ではそんな予定がないので、あったとしても別のホールだと思うけど...。とりあえず、来年一月のバービカンとシャンゼリゼは日本での曲目ではやらないほうがいいということが本人も分かったと思うので、発表の演目に近いものでやってもらいたいもんです。ラジオ収録があるという話はないみたいで、
ところで、指揮のピドは《セミラーミデ》序曲を選びましたが、そういえば以前シャンゼリゼ劇場で上演した時に見ていたのを忘れてました。それはかなり辛い演出だったから (でもペーザロのやつを上演したバルセロナでの上演よりはいいけど)。そんなのにしないで、やっぱり《オリー伯爵》とかにして、アリアもこの中のにすれば、華やかで楽しい演奏会になったんだけど...。
ちなみに、パンフレットにはリヒャルト・シュトラウスの《無口な女》のアミンタのことを《影のない女》って間違えておりましたが、《影のない女》もウィーンで演じているはずだけど、それは鷹の声とかだったか何か...。
ちなみに情報が変更になる可能性があるので、記録として現段階のものもついでに残しておきます。

Les Grandes voix

  1. Bellini : « Ah vendete mi » – « Que la voce » – « Vien Diletto », trois extraits de I Puritani
  2. Cherubini : Sinfonia en ré majeur
  3. Verdi : « Caro Nome », extrait de Rigoletto
  4. Donizetti : Roberto Devereux, ouverture
  5. Verdi : La Traviata, prélude de l'Acte Iet extrait « È strano! È strano! in cor »

Natalie Dessay - Concerto Köln

  1. Bellini Ah vende te mi que la voce vien diletto (I Puritani)
  2. Cherubini Symphony in D
  3. Donizetti O Nube (Maria Stuarda)
  4. Donizetti Overture: Roberto Devereux
  5. Verdi Prelude to Act III (La Traviata)
  6. Verdi E Strano…Ah forse lui Sempre libera (La Traviata)