JOYCE DiDONATO / ENSEMBLE MATHEUS, SPINOSI

  1. ヨーゼフ・ハイドン Joseph Haydn
    1. 交響曲「熊」 Symphonie n°82 HOB.1/82 en ut Majeur "L'Ours"
  2. ジョージ・フリーデリック・ハンデル George Frideric Handel
    1. アルチーナ》より "Verdi prati" extrait d'"Alcina" HWV.34
    2. アルチーナ》より "Sta nell'ircana" extrait d'"Alcina" HWV.34

Entr'acte

    1. ヘラクレス》より "Where shall I fly" extrait d'"Hercules" HWV.60
    2. 《セルセ》より "Ombra mai fu" extrait de "Serses" HWV.40
    3. アルチーナ》より "Sinfonia" extrait d'"Alcina" HWV.34
    4. アルチーナ》より "Mi lunsiga" extrait d'"Alcina" HWV.34

Bis

    1. リナルド》より "Venti turbini" extrait de "Rinaldo" HWV.7
  1. アントニオ・ヴィヴァルディ Antonio Vivaldi
    1. オルランド・フリオーゾ》より "O ingiusti numi... Andero chiamero" extrait de "Orlando furioso"
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マリ=ニコル・ルミウがおめでたということで、夏以後の演奏会をキャンセルしたため、ジョイス・ディドナートが代わりに登板。9月にアラン・カーティスの指揮による演奏会と録音でもアルチーナを歌ったジョイスですが、この演奏会ではルッジェーロのアリアのみ披露し、そちらは見事でした。今回の歌は来年春に今回のスピノジではなく、クリストフ・ルセ/レ・タラン・リリックと録音して演奏会をブリュッセルでするので、そちらでなんとか生をと思っていたので先に聴けちゃった感じ...。ヘンデル・アリアだけだったけど、アンコールではスピということでヴィヴァルディの例のやつが...。でもルミウのレパートリーではなく、ジェニファー・ラーモアが歌ったアルチーナ役の最後のアリア。
この公演の2日前からパリ・オペラ座で《アルチーナ》をストの影響でセミ・ステージで公演を始めたスピノジ/アンサンブル・マテウスですが、ジョイスが暇があればハッキリ言って公演も彼女がやればいいのに彼女はリセオでの《チェネレントラ》があるため不可能だったので...。とりあえずウィーンでの《アルチーナ》演奏会の録音が明日放送なので、どんなだか...。でもサイトをチェックしたらエクサン=プロヴァンスでの演奏会でもルッジェーロを歌ったワルシャワ室内歌劇場でも来ているアンナ・ラジェイェフスカ Anna Radziejewskaが19、23日の公演で演じる事となり、最後の26日の公演もまだ未定だけど、このまま行けば彼女の歌でフランスのラジオ収録が...と期待が。彼女はモルガーナを演じて評判になっているオルガ・パシチュニク同様にワルシャワ〜のメンバーで、今シーズンは《セビリャの理髪師》のロジーナを演じていて、来年末に日本でも上演なので、彼女の出る日が分かれば行きたいもんですが、オルガはまた《フィガロ》の伯爵夫人なので一緒に見られる訳ではないのが...。《魔笛》でオルガがパミーナ、アンナが第三の侍女という事はないだろうし。余談。なお、放送では順番を変えて最後に歌った「オンブラ・マイ・フ」を途中においておりますが、最後にヴィヴァルディにする方が盛り上がって終わらせられると思ったのでしょうか...。