RENOIR + RENOIR
ルノワール+ルノワール展 画家の父 映画監督の息子 2人の巨匠が日本初共演
Renoir + Renoir exposition organisée avec le Musée d'Orsay
- Supported by 大和証券グループ
- Bunkamura ザ・ミュージアム(渋谷・東急本店横)|2008年2月2日(土)〜5月6日(火・休)
- 公式HP:http://www.ntv.co.jp/renoir/
ジャン・ルノワール映画の世界
- Bunkamuraル・シネマ(03‐3477‐9264)
- 東京国立近代美術館フィルムセンター(03‐5777‐8600)
- 後援・協力:Bunkamura ル・シネマ|シネマテーク・フランセーズ|フランス外務省|ユニフランス東京|在日フランス大使館|日本テレビ|読売新聞東京本社
ジャン・ルノワール、我らの親父
- 2008年02月01日(金) -2008年02月29日(金)|東京日仏学院
- http://institut.jp/agenda/festival.php?fest_id=38
- ジャン・ルノワール作品(年代順):『トニ』『ピクニック』『獣人』『この土地は私のもの』『南部の人』『浜辺の女』『河』『コルドリエ博士の遺言』『草の上の昼食』『捕えられた伍長』
- 他の監督の作品(上映順):『インディア』(ロベルト・ロッセリーニ)|『キャット・ピープル』(ジャック・ターナー)|『顔のない眼』(ジョルジュ・フランジュ)|『ミシュカ』(ジャン=フランソワ・ステヴナン)|『アンジェル』(マルセル・パニョル)|『身をかわして』(アブデラティフ・ケシシュ)|『肉体の冠』(ジャック・ベッケル)|『悪の華』(クロード・シャブロル)
- プログラム企画協力:ドミニク・パイーニ、ジャン=フランソワ・ロジェ、セルジュ・トゥビアナ(アルファベット順)
Jean Renoir (Quality Paperbacks Series)
- 作者: André Bazin
- 出版社/メーカー: Da Capo Press
- 発売日: 1992/03/22
- メディア: ペーパーバック
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ジャン・ルノワール DVD-BOX I (カトリーヌ/女優ナナ/のらくら兵)
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ジャン・ルノワール DVD-BOX II (坊やに下剤を/牝犬/素晴らしき放浪者)
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ジャン・ルノワール DVD-BOX III (黄金の馬車/恋多き女/ジャン・ルノワールの小劇場)
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明日から展示の方が始まる「ルノワール+ルノワール」ですが、シネマテーク・フランセーズで見ているので、展示数も違うみたいなのでまた見に行きはしませんが、カタログが重かったので買わないで帰ったのが気になります。それにちなんで映画のジャン・ルノワールの映画が特集されますが、これまた何度も見ているので、またわざわざ行きはしませんが、最も好きな一本というか映画史上の傑作の一本とも言える『捕えられた伍長』のニュープリントとかいうのが、気になります。DVDはそれぞれ出てるのはあるんですが、あの時買ったカチンコのようなボックスの特別DVD-BOXが今や貴重品というので、出た時に買ってよかったです。一方、サシャ・ギトリの特製コフレDVDも一時品切れでしたが、昨日再プレスされたようで...。
ということで、ルノワール本人の映画はもういいとして、今回併映される中にフェルナンデル出演のマルセル・パニョル作品『アンジェル』Angele が入っているのでうれしい限りです。が、それならサシャ・ギトリもルノワール語るには必要じゃろ!と...。ジャック・ベッケルの『肉体の冠』は何度見てもいいので、また見たいもんです。ちなみに、その作品の悪役クロード・ドーファンの奥さんはサシャ・ギトリの『とらんぷ譚(ものがたり)』に『小さな泥棒』La petite voleuseこと"プロの泥棒"役で出ておりました。また、一連のパニョル作品を手掛けたヴァンサン・スコットが『アンジェル』も当然手掛けているので、それを聴くのも楽しみです。
スコットと言えば、『とらんぷ譚』の舞台版というのが昨年まで上演されていて一昨年見ておりますが、始まるや流れる歌が『とらんぷ譚』と同じ1936年に作られたティノ・ロッシ主演映画『Marinella』の主題歌 (スコット作曲、ロッシ歌)でしたが、見た時はそんな歌は知らなかったけど、隣にいたおじいさんが奥さんに「お!ティノ・ロッシだ!」って言っていたので、後でチェックしたらそういうのがあるのを発見しました。
- http://www.amazon.fr/gp/product/B000ZMAIMI/ume305-21
- http://www.amazon.fr/gp/product/B0012LH8D8/ume305-21 (来月はこれも発売!)
が、そんなのをリアルタイムで知っている人がまだいて舞台とか見に行っているというパリの文化の層がうらやましく思えました。スコットと言えば、ギトリはその映画の前年『Bonne chance !』のスコアを作曲していますが、これが来月遂にDVDで出るので、速攻でゲットせねば。
ちなみにティノ・ロッシと言えば、ルノワールが『牝犬』でレコードをかける場面で彼の歌が使われていたりしましたがクレジットとかにはないので、それこそこういうおじいさんなら流れた瞬間に「お!ティノ・ロッシだねっ」てわかるんでしょう。ま、研究書とかには書いてありましたから、後で調べたら分かったけど。でも逆にどの研究書に書いてあって間違っていたりしたこともあるから恐い。
(このアルバムだと「Marinella」「Serenade」も一緒。音質も向上している)
なお、誰も書きはしませんでしたが、『素晴らしき放浪者』のテーマ曲として使われた元歌というのがフレエル(フレール)が最初にヒットさせたけど、録音はしていなかた「リヴィエラで」という歌でしたが、そのフレエルが登場して一曲歌っていたのがギトリ『とらんぷ譚』。ギトリ作詞による書き下ろしの歌をあたかも誰もが知っているお馴染みの歌のようになれた感じで歌い、客も歌い出すので、新曲とは思えないも感じで、違う意味でダマされた感じです。
=> http://www.amazon.fr/gp/product/B00000GBKB/ume305-21
なお、『とらんぷ譚』の日本盤DVDには52分の新作ドキュメンタリーがINAの映像権利とかがあるのか、つきませんが (INAの映像はINAのサイトで見られるけど)、他のおまけは付きますが、ドニ・ポダリデスのトークとかは別に〜って感じだけど、別の作品の映像とかが付いてるのでバカにできない。おかげで2層じゃなく1層処理になったので、画質的には良くなるのが日本盤のいい点かも。
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2008/02/23
- メディア: DVD
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