SCHUBERT : MESSE No 5
- ラ・フォル・ジュルネ「熱狂の日」音楽祭 2008 シューベルトとウィーン
- 東京国際フォーラム|ホールB5 テレーゼ・グロープ|22時00分〜22時45分|1500円
フランツ・シューベルト:歌曲集《白鳥の歌》D957
Franz Schubert : "Schwangengesang"
- 「愛の便り」Liebesbotschaft
- 「戦士の予感」Kriegers Ahnung
- 「春のあこがれ」Frühlingssehensucht
- 「セレナード」Ständchen
- 「わが宿」Aufenthalt
- 「遠い国で」In der Fenr
- 「別れA」bschied
- 「アトラス」Der Atlas
- 「彼女の絵姿」Ih bild
- 「漁夫の娘」Das Fischermädchen
- 「海辺で」Am Meer
- 「都会」Dies Stadt
- 「影法師」Der Doppelgänger
- 「鳩の使い」Die Taubenpost
- バリトン…シュテファン・ゲンツ Stephan Genz, baritone
- ピアノ……ミシェル・ダルベルト Michel Dalberto, piano
《白鳥の歌》に「生気」「秋」を足した公演の予定でしたが、結局二曲はなし。当初はヴォルフガング・ホルツマイアーが予定されていた演奏会だったのが、変更になった公演なので代役の出演者は準備していないというか毛頭歌う気がなかったよう。時間帯が最悪でしたが、つい誤って買ってしまいましたが、購入から間もなく、出演者変更が発表されましたが、がんばってこの時間に聴くのは誤り。というか、こんな時間に演奏会を組むな。日本はヨーロッパじゃなんだから。
この最悪なプログラミングは横浜でやっていた初期のフランス映画祭を思い出す。やっぱりフランス人。時間通りに進行できないのに、数字の計算ができないから時間配分を間違えて、ずれ込むのが常。これは、映画祭や音楽祭だけじゃなく、パリの名画座なども同じで、2時間以上ある映画なのに2時間おきに上映組んだりすることがあるので、要注意!(もっと質が悪いのが1時間50分くらいだと、入れ替えで無理矢理その時間に進行しようとして、客が入りきらない内に上映始めたりすることも)。なので、フランス人はセンスの面だけ聞き入れて、進行は日本人がしっかり舵を取らないと、迷惑するのは客。この演奏会も上演は遅くなったし、リハがちゃんとできないからまともなもんじゃなかったし。この全く合わない二人がちゃんとリハしてやってもいいものになるかは疑問だけど。それより、同じ歌ばかり選曲していて一日3度も同じ歌を聴くことに。700もの作品があるシューベルトなんだから一曲もかぶらないぐらいなこと考えてもいいようなもんだけど...。