『逃げ去る恋』
「逃げ去る恋」L'amour en fuite
- チャンネル:BS2
- 放送日:2006年10月26日(木)
- 放送時間:午後3:45〜午後5:21(96分)
- 番組HP:http://www.nhk.or.jp/bs/navi/movie_td.html
- 1978年|フランス映画|96分|Les Films du Carrosse
- 監督:フランソワ・トリュフォー
- 脚本:フランソワ・トリュフォー、マリ=フランス・ピジエ、ジャン・オーレル、シュザンヌ・シフマン
- 撮影:ネストル・アルメンドロス
- 音楽:ジョルジュ・ドルリュー
- 主題歌:アラン・スーション(歌・作詞)/ロラン・ヴルズィ(作曲)
- 出演:ジャン=ピエール・レオ、マリ=フランス・ピジエ、クロード・ジャド、ダニ、ドロテ、ダニエル・メズギッシュ、ジュリアン・ベルトー、ジャン=ピエール・デュコス、ロジー・ヴァルト、マリー・アンリオほか
主題歌入りスーションCD トリュフォー・スコア集 アントワーヌ・ドワネルの冒険
82年ぴあフィルム・フェスティバル「トリュフォー全集」で初見して以来トリュフォーの中でも最も偏愛している作品なのですが、数年前アメリカでDVD化された時は某社のは字幕とれないやつだったので買わず、仏MK2のBox-DVDを買ってしまったて、それっきり。その後クライテリオンから出たBOX「アントワーヌ・ドワネルの冒険」を買えていないので、とりあえずはこの放映をキープ。でもこの映画の映像は暗かったり微妙な色なので調整が辛そうなんで抜けがいいのか?フランス盤は抜けが良くても、セザール賞音楽賞受賞のドルリューのスコアとあの感動的なアラン・スーションによる主題歌がやや早く半音高く聴こえてしまうので...(涙)。
そう言えば、ベルリオーズを聴きに行った場面のサル・プレイエル(この前放映の『遠い日の家族』でも使っていたけど)が今月リニューアルで、もうあの面影がなくなってしまった...複雑かつ変な作りの劇場だったから改善されてる分にはいいけど...(来年早々ジョルディ・サヴァール指揮によるヴィヴァルディ《ファルナーチェ》の演奏会があるので行くことに....)。
そう言えば、冒頭の離婚調停シーンに登場する女性判事役のマリー・アンリオは、下で触れた『シャンヌのパリ、そしてアメリカ』にも冒頭に登場します(養子を連れて来る女性役)が、アルノー・デプレシャンが教えてくれたのですが、彼女はエマニュエル・ドゥヴォスのお母さんだそうです (面影あり)。