ROCCO E I SUOI FRATELLI
- 衛星映画劇場「若者のすべて」
- チャンネル:BS2
- 放送日:2006年11月27日(月)
- 放送時間:午後8:00〜午後10:51
- 番組ホームページ http://www.nhk.or.jp/bs/navi/movie_td.html
- 1960年|イタリア・フランス合作|171分|LA Titanus PRESENTA+フィルム・マルソー
- 監督:ルキーノ・ヴィスコンティ
- 製作:ゴッフレード・ロンバルド
- 原作:ジョヴァンニ・テストーリ
- 脚本:ルキノ・ヴィスコンティ、スーゾ・チェッキ・ダミーコ、パスクワーレ・フェスタ・カンパニーレ、マッシモ・フランチョーザ、エンリコ・メディオリ
- 撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ
- 音楽:ニーノ・ロータ
- 出演:アラン・ドロン、レナート・サルヴァトーリ、アニー・ジラルド、カティーナ・パクシノウ、クラウディア・カルディナーレ、ほか
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2006/05/25
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
ヴィスコンティの中でも最も好きな一本と言える作品ですので、というか最高傑作と言ってもいいのかもしれないけど、日本じゃ「ベニス」というのが普通?。ということで当然DVDもあるので、この放映は当然素材確認。
それにしてもあのミラノ駅の階段を降りる時の映像!あっち側は余り人が使わないようで空いているから、パン屋が下にあったので何げに降りてしまったら、横からすっとヤク中みたいな殆ど廃人のような青年が恵んでくれ〜って出て来たので、焦って逃げたのを思い出します...。
ところで、アラン・ドロンが演じたロッコという役名ですが、マドンナとガイ・リッチーの息子はこの名から命名されたということのよう。ちなみにドロンは、来年1月からウォーラー原作というよりイーストウッドの映画を舞台化する《マディソン群の橋》でミレイユ・ダルクと一緒に舞台に立つので、頑張って見なくては。ヴィスコンティもやられたあの誘惑的なもの凄い眼力でまた色んな人(共演者や客)を翻弄するんでしょうね。
アニー・ジラルドと言えば、この映画の後にマルコ・フェッレーリと組んだ2作がDVD化されているのに買えていないので、とっとと欲しいのだが、先立つ不幸で...。