LA FLUTE ENCHANTEE

歌劇《魔笛》全2幕 KV 620　Die Zauberflöte

• 作曲…ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト　Wolfgang Amadeus Mozart
• 台本…エマヌエル・シカネーダー　Livret de Emanuel Schikaneder

• 芸術監督・指揮………………佐渡裕　Yutaka Sado
• 演出…………エマニュエル・バステ　Emmanuelle Bastet
• 美術……アントニー・マクドナルド　Anthony McDonald
• 照明……ドミニク・ブリュギエール　Dominique Bruguière => François Thouret (フランソワ・トゥレ)

• 副指揮者……………ヴォルフラム・コロセウス　Wolfram Koloseus
• 演出補………………………クロヴィス・ボノー　Clovis Bonnaud
• 装置デザイン補……ジュリエット・ブロンデル　Juliette Blondelle
• 衣装デザイン助手…サイモン・ホールズワース　Simon Holdsworth

• 合唱指揮……………………………本山秀毅
• 合唱…ひょうごプロデュースオペラ合唱団
• 合唱…ザ・カレッジ・オペラハウス合唱団
• 管弦楽……兵庫芸術文化センター管弦楽団
• 会場………兵庫芸術文化センター大ホール
• 兵庫県立芸術文化センター

役柄	7月28、30、8月1、3、5日	7月29日、8月2、4日
ザラストロ	エリック・ハーフヴァーソン	長谷川顯
タミーノ	ゴードン・ギーツ	鈴木准
弁者	加賀清孝	池田直樹
僧侶	桝貴志	今尾滋
僧侶	牧川修一	塚田裕之
夜の女王	ジェーン・アーチバルド	飯田みち代
パミーナ	マリー・アーネット	天羽明惠
侍女	並河寿美	田中三佐代
侍女	南智子	加納悦子
侍女	浅井美保	渡辺敦子
パパゲーノ	ヨーゼフ・ヴァーグナー	晴雅彦
パパゲーナ	鈴木純子	福永修子
モノスタトス	フランソワ・ピオリーノ	加茂下稔
甲冑の兵士	田中誠	成田勝美
甲冑の兵士	北川辰彦	松本進

• ハーフヴァーソン、アーネット出演「ボリス・ゴドゥノフ」

Boris Godunov [DVD] [Import]

Marie Arnet	Jane Archbald	Jane Archbald

Godon Gietz	Eric Halfvarson	Josef Wagner	Josef Wagner

• 過去ログ：Les Paladins (PIOLINO) - Programmes
• ピオリーノ公式サイト：François Piolino

先日チケットを買いましたが、非常に売れ行きが良くていい席取れずガックリ。完売みたいで...。
今回の公演は、フランスでの活動から生まれた人脈のようです。マリー・アーネットは一昨年はヤーコプスの演奏会でヘンデルを聴きましたが、舞台ではスザンナとかモーツァルトが多く、小柄でパミーナにぴったりなのでまた聴けるのが楽しみです。モーツァルトと言えばサリエリですが、クリストフ・ルセはサリエリのオペラ《La Grotta di Trofonio》に起用していましたが、CDには公演のメイキングのDVDもついてるので必見。ピオリーノは昨年のラモー《レ・パラダン》に続く来日ですが、今年メサジェ《ヴェロニク》をナンシーまで聴きに行くつもりが不可能だったので、ミンコフスキ指揮《カルメン》のレメンダードの早口でも聴けたらよかったんですがダメそうなので...。ジェイン・アーチバルドは昨年リヨンで《アルチーナ》を演じてましたが、今月はマルセイユで《後宮》のコンスタンツェを演じ、来年は同所で《ジュリオ・チェーザレ》のクレオパトラを演じるということで、注目株のようなのでお手並み拝見。美術は原色のキャンプ系アントニー・マクドナルドなので目もくらむものになるでしょうが、大御所ドミニク・ブリュギエールさんは逆に落ち着いた照明の人なのでどうなるやら。二人が担当した公演を初めて見たのはエクスでのロバート・カーセン演出《オルランド》でしたが、床が裂けて水たまりになってその中で狂乱する場面なんてありましたが、これをブルックリンで冬に見たバルトリが大変そうでやりたくないと発言していたくらいのものでした....。なお、バステさんが演出したシャブリエの《エトワール》の公演の録音は聴いたけど、見れていないのし、カーセン演目の引継ぎの演出とかでしか見たことないので彼女本人の演出というのがどんなだか気になります。ひょっとしてこの企画は後に佐渡さんがよく登場するボルドーとかで上演したりするのかも。
途中からで見たのよく分からなかったですが、『オーラの泉』にゲスト出演しておりましたが、世界から呼ばれてるから兵庫以外でも活動して音楽で浄化する使命を果たせとか...。実際、この公演の前にオランジュ音楽祭でプッチーニ《蝶々夫人》を指揮することになってるので、その後もいろいろあるんでしょうね(2回だけだけど、巨大な野外劇場だし、TV収録があるのか分かりませんがラジオ放送もあるから、大仕事となるでしょう。エクスでの《椿姫》は可哀想にストで中止だったし)。

2007年オランジュ音楽祭　http://www.choregies.asso.fr/

• Samedi 7 juillet à 21h45 (report, en cas de mauvais temps, au dimanche 8 juillet à 21h45)
• Mardi 10 juillet à 21h45 (report, en cas de mauvais temps, au mercredi 11 juillet à 21h45)

• ジャコモ・プッチーニ　Giacomo Puccini

《蝶々夫人》Madama Butterfly

• 指揮…………………………佐渡裕　Direction musicale : Yutaka Sado
• 声楽指導……ジャニーヌ・レイス　Etudes musicales : Janine Reiss
• 演出…………ミレイユ・ラロシュ　Mise en scène : Mireille Larroche
• 照明…フィリップ・グロスペラン　Eclairages : Philippe Grosperrin
• 美術…ギ＝クロード・フランソワ　Scénographie : Guy-Claude François
• 衣装……………ダニエル・バロー　Costumes : Danièle Barraud
• 振付………………ワン・シンイ？　Chorégraphie : Hsin-I Wang

• 蝶々さん…………………ベロニカ・ビリャロエル　Cio-Cio-San : Veronica Villaroel
• 鈴木／スズキ……………ジュリア・ゲルツェヴァ　Suzuki : Julia Gertseva
• ケイト・ピンカートン……カロリーヌ・ミュテル　Kate Pinkerton : Caroline Mutel
• ピンカートン……………………マルコ・ベルティ　Pinkerton : Marco Berti
• シャープレス…アントニー・マイケルズ＝ムーア　Sharpless : Anthony Michaels-Moore
• 五郎／ゴロー…………………………ジル・ラゴン　Goro : Gilles Ragon
• ボンゾ…………………ヴォイチェク・シュミレク　Il Bonzo : Wojtek Smilek
• 神官……………………………オリヴィエ・エート　Il Commissario Imperiale : Olivier Heyte
• ヤマドリ／山鳥王子…………………ポール・コン　Il Principe Yamadori : Paul Kong

• 管弦楽…………………スイス・ロマンド管弦楽団　Orchestre de la Suisse Romande
• 合唱………………………………地域オペラ合唱団　Chœurs des Opéras de Région

• Lundi 9 juillet à 21h45

演奏会　Concert Symphonique

1. バーンスタイン：ミュージカル《キャンディード》序曲　Leonard Bernstein : "Candide" - Ouverture
2. チャイコフスキー：ピアノ協奏曲 第1番　Tchaikowsky : Concerto n° 1, pour piano et orchestre, en si bémol mineur, opus 23
3. ジョージ・ガーシュイン：「パリのアメリカ人」組曲　George Gershwin : An American in Paris (Un Américain à Paris) - Suite pour orchestre
4. バーンスタイン：「シンフォニック・ダンス」 Bernstein : Symphonic Dances (Extrait de "West Side Story")

• 指揮……………………………佐渡裕　Direction musicale Yutaka Sado
• ピアノ……ニコライ・ルガンスキー　Soliste : Nikolaï Lugansky, piano
• 管弦楽…スイス・ロマンド管弦楽団　Orchestre de la Suisse Romande

オペラ公演だけだと思ったら、日本でもお馴染みの演目をあの巨大な円形劇場でやるそうで。ちなみにゴローちゃんがジル・ラゴンなんで見に行きたかったんですが...。振付けだけは日本人にしてもらいたかった。京劇や「SAYURI」にならないよう祈るばかり。
ちなみに来年は、ミシェル・プラッソン指揮《カルメン》新演出だそうで、しかもベアトリス・ウリア＝モンソンがこの役にこれでお別れとのことで、見たいの〜。共演はマルセロ・アルバレス。そのあと、プラッソン指揮、インヴァ・ムラ、ロベルト・アラーニャ、マリ＝ニコール・ルミウ、ルネ・パペ共演でグノー《ファウスト》とのことで、時期が離れてるのでこっちをとったらあっちが見られないので辛い日程。それにここって泊まる場所キープできないし、終わるの１時とかだし、雨に降られたら中止で路頭に迷うし...気合いが必要なので10年以上行っていない...。