Art Theatre

『芸術劇場』情報コーナー

特に何も書いてなかったので期待してませんでしたが、3月10日、11日のケルン歌劇場《ニーベルングの指環》の上演ってのが取り上げられていたので、ビックリ。演出家はこの頃日本で別のワーグナー作品《タンホイザー》を演出していたため不在だったので、全く名前が触れられませんでしたが、あれはロバート・カーセンの演出なので、こんな企画をドイツで体験するのは厳しいだろうと思いがちだけど、彼だったらトライしてもいいかもと思っていたので...。
ケルンはいつも乗り換えで数十分しか滞在しない場所なので、オペラは見たことないのですが、今期のオープニング作品は同じくワーグナーの《ローエングリン》でしたが、演出が映画『メフィスト』でお馴染みというか音楽界では演奏会の語りや《後宮》のセリム役でお馴染みの俳優クラウス・マリア・ブランダウアーが演出だったり、サリエリの《La Cifra》なんて全く知らない作品がの蘇演、今月末は『ブリキの太鼓』にも出演していた女優カタリーナ・タールバッハが演出する《イェヌーファ》が上演されるなど、ここのところ見に行ってもよさそうな企画が多く、6月に行けばヘンデルの《ジュリオ・チェーザレ》があるので、そろそろ行き時かもと思うこの頃....。