CANNES

カンヌ映画祭のことはどうでもいいと思いつつも、開会式ではマノエル・ド・オリヴェイラ氏が開会宣言をしたりし、無視していられないことになるので、一応ハイライト集とかもチェック。でも開会式で特別上映されたデイヴィッド・リンチの短編ってのは笑えないアホすぎるギャグにもならない一編でこんなの上映後にオリヴェイラ登場ってのも気の毒。審査員には彼の作品に出演したミシェル・ピコリ、マリア・ド・メデイルシュ (司会のダイアン・クルーガーはマリア・ド・メデロスとか言っていたけど、ポルトガル発音は違います)もおりますし。

ハイライトでは通常3作づつ紹介されますが、最初はノラ・ジョーンズジュード・ロウ共演のオープニング作「My Blueberry Nights」と審査員の会見だけ。ノラがラヴィ・シャンカルの娘ということもあってかは判らないけど、インド映画の特別上映とかがあるとか言っていたけど、公式サイトだとようわからん。他のサイトとかチェックしてないし (他の部門とかのサイトはこの中に無いから、それぞれチェックせねばならんのだけど、もう面倒。せめてリンクでもされてれば、楽に見られるんだけど)。
Culture: Music, TV & radio, books, film, art, dance & photography - The Telegraph

今日の放送は、クイア映画の代表格クリストフ・オノレの「Les chansons d'amour」。キアラ・マストロヤンニも使ってジャック・ドゥミ風の台詞を歌にした作品(ミュージカルでないと言っているけど、それがミュージカルなんじゃなの?)でスタート。最後はオリヴィエ・アサイヤス (発音はアサヤスじゃなくアサイヤス)が香港で半分撮影した「Bording Gate」。ヒロインはアジア・アルジェント。お父さんが日本が好きだからアジアってつけた名前ですが、なぜかアーシア・アルジェントって誤って日本では紹介しております。アサイヤスもアジアって言ってたし、カメラマンたちも全員アジア!って叫んでました。なのに字幕はアーシアってやってました。以前、彼女の元彼キム・ロッシ・スチュアートが「アジア以外呼び方はない!それは間違いだ!」って言ってました。