ATHENEE THEATRE LOUIS-JOUVET 2007-2008

• http://2007-2008.athenee-theatre.com/

パリのルイ＝ジューヴェ・アテネ劇場の2007-2008年シーズンのプログラムが発表となりました。マルク・ミンコフスキのもとから派生したレ・ブリガン (オッフェンバックのオペレット《盗賊／山賊》)の公演を毎年するようになってからは、音楽ファンというか20年代の軽演劇、オペレット好きには注目の劇場となっておりますが、来シーズンもやってくれます。ラヴェルの《魔法と子供》をガエル・ル・ロワ出演で上演したりもしますが、レ・ブリガンはマルセル・ラテスの《銀行家アルセーヌ・ルパン》Arsène Lupin banquier (ルパンの原作者、モーリス・ルブランが、オペレットの台本作家の大家アルベール・ヴィルメッツらとリヴレットを担当したもの！)。その後は、軍隊喜劇を生んだジョルジュ・クルトリーヌのオマージュ《Les courtes lines de Monsieur Courteline》というのも気になる！
3月はロラン・ペリーがイヨネスコの《L'avenir est dans les oeufs》《Jacques ou la soumission》のダブルビル。
4月には先にCD化されているシラノ・ド・ベルジュラックの台本によるバンジャマン・ラザール演出・主演《L'autre monde ou les états et empires de la lune》を日本にも来た面々と共に公演(ルイーズ・モアティ、フロランス・ボルトン、バンジャマン・ペロー)。

Cyrano De Bergerac-L'a Monde ou Les Estats & Empires de la Lune

5/6月はマリー・ビュネル、ディディエ・サンドル共演《La femme d'avant》で締めるといった具合。どれかは見たいもんじゃ...。