JEAN-PAUL FOUCHECOURT


Jean-Paul Fouchecourt - Rameau Operatic Arias

Jean-Paul Fouchecourt - Rameau Operatic Arias

今日は、フランス最高のオート・オントル、ジャン=ポール・フシェクール様の誕生日です。おめでとうございます。今年は来日はなく、METの「エフゲーニ・オネーギン」上映会でしか日本ではお目にかかれなかったですが、来年はまた小澤塾《こうもり》のブリント役で久しぶりに来日します。その前に私は10月にフランスの地方で公演するマルク・ミンコフスキ指揮によるベルリオーズ《夏の夜》で再会できることを。って、去年もミンコフスキの《プラテ》上演後に会いましたが...。今月はサンタ・フェ音楽祭でそのロラン・ペリー演出《プラテ》を再び主演して絶賛されましたが、なんとタイミングずらしたことに来月そのラモーのアリアを集めたCDがやっと出ることに。これでTV収録に参加できなかったことへのリヴェンジをやっと一部果たすことになりました。本来は映像で残してほしかったんですが、METで脇役なんかを演じていたためこんなことに...。そのMETは来年2月の《カルメン》の上演でレメンダードを演じますが、当初《ホフマン物語》の予定からの変更で、そのおかげで役が更に縮小された《カルメン》じゃ残念ですので、行きません。そのかわり帰国後は凸凹コンビのヴェロニク・ジャンスと一緒にオッフェンバックのデュオ・リサイタルがあるので、そちらをなんとかせねばとおもっとりやんす。それにしても年末リヨンで公演するロラン・ペリー演出によるオッフェンバック《パリの生活》が見られないのが悔しいです (ミンコフスキが指揮するべきなのに、彼はチューリヒで《フィデリオ》とペルノーオッフェンバック器楽ものの演奏会で不在!)。それはともかく、この後はオッフェンバックかオペレットのアリア集とかやってもらいたいもんです。