FESTIVAL d'AIX 2008

2008年エクサン・プロヴァンス音楽祭の演目とスケジュールが発表となりました。
なにより驚きなのは《コジ・ファン・トゥッテ》のシェロー演出の再演ではなく、新演出。90年代以後これで4度目の演出変え。今回本当に実現するならびっくりなのが演出を映画監督アッバス・キアロスタミが担当。指揮はマロンちゃんことクリストフ・ルセ君 (でもシュヴァリエなんだけど)。他にルネ・ヤーコプスヘンデルの《ベルシャザール》をベルリン公演に続いて上演するし、新鋭ジェレミー・ロレールがハイドン、ルイ・ラングレがモーストリー・モーツァルトなどで公演したピーセラ演出《ツァイーデ》、パスカル・デュサパンの新作、グラインドボーンで後に本公演するはずのウィリアム・クリスティ指揮によるパーセル《妖精の女王》の若手プログラム参加者による演奏会といった感じでなので、この中に《リング》が混じるのもどうしたものかって感じで、シリーズだから仕方なく続けてる感じ。ベルリン・フィルは不似合いな場所なのでザルツに行ってればいいものを...。ってこのシリーズが終わったらなくなるでしょう。