ACTEON & PYGMALION

  • 2007年6月22日、ハンガリー・ミシュコルツ国際オペラ祭「バルトーク+パリ2007」 Hangverseny délidőben - Miskolci Nemzetközi Operafesztivál (International Opera Festival Miskolc) "Bartók+Párizs 2007" (Művészetek Háza [House of the Arts], június 22. 19 óra, Miskolc)
  • Főoldal - Bartók Plusz Operafesztivál
  • ハンガリー初演 Játszódik Görögországban, a mondai időkben (First night performace in Hungary), Tickets: 20 Euros
    • オルフェオ管弦楽団パーセル合唱団 Az Orfeo Zenekar és a Purcell Kórus produkciója (Joint production of the Orfeo Orchestra and the Purcell Choir)
    • 指揮:リョルギィ・ファシェギィ Vezényel: Vashegyi György
    • 演出:チャバ・カーエル Rendezte: Káel Csaba

昨日の7時だったけど、時間を間違えたので、あせったらMP3のアーカイヴで聴ける状態だったので、それで運良くチェック。でも、1時間区切りで後半の《ピグマリオン》は途中で切れるので、録音でうまく編集せねば...。
昨年6月にハンガリーの音楽祭で上演された《アクテオン》と《ピグマリン》のことは知っておりましたが、この二つといえばジャン=ポール・フシェクール以外に考えられないと、数年前本人にも言ったことがありましたが、もうこれは出来ないと言っていたので、この最後であろう突然の降板劇による出演はちょっと複雑。今月、ヴァンサン・デュメストル/ル・ポエム・アルモニークによるリュリ《カドミュスとエルミオーヌ》にも出演するジャン=フランソワ・ロンバールが当初歌う予定でしたが、やっぱりオート=コントルの演目でもかなりの難曲なので、駄目だったようで、フシェクールが歌う事になったのですが、彼にも無理な箇所が幾つかあり、残念なことに...。彼は、90年にこの二つをエクサン=プロヴァンス音楽祭の演奏会でウィリアム・クリスティレザール・フロリサンと歌い、その後日本で《アクテオン》を歌って名演を残しました(ラジオ放送は今やお宝)。続いてエルヴェ・ニケとの録音で《ピグマリオン》で最高の歌唱を残してくれました。《ゾロアストル》を歌ったあたりから厳しくなってきていましたが、《プラテ》だけは続けていたのですが、録音は商品化にならず、TV収録も参加しない時に行われてしまい、不幸な結果に。今月は1日に大成功だった《パリの生活》が終わり、中旬からブリュッセルパーセルダイドーとエネアス》の魔女を初めて歌う(演技はバレエのよう)けど、完全完売。その後はメトで《カルメン》のレメンダード、それが終わると3月にカーネギー・ホール(小さいリサイタル・ホールだけど)での初リサイタルとワシントンでの演奏会...で、ディジョンでの久しぶりのバロック・リサイタルなので、なんとか再会せねば...。でジャンスとのオッフェンバック・デュオとなるのでこちらも重要。7月には久しぶりに来日して小澤塾の《こうもり》でブリントを歌うけど、巡演なんで困ったもんじゃ...(本当はフランス語の作品で来てもらいたいけど)。
Rameau: Pigmalion/Le Temple de la gloire (extraits) http://www.amazon.de/gp/product/B00000IOCP/ume3035-21