DESPERATE HOUSEWIVES
デスパレートな妻たち シーズン3 COMPLETE BOX [DVD]
- 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
- 発売日: 2008/05/02
- メディア: DVD
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映画『スウィーニー・トッド』がまだ未見で困った状況ですが、この映画によってスティーヴン・ソンドハイムが広く知られるようになるのはうれしいことです。彼が作曲ではなく作詞家時代に作った名作《ジプシー》がパティ・ルポン主演で上演も始まり、一昨年ウェストエンドで上演されて絶賛されたチョコレート・ファクトリー制作《ジョージの恋人》Sunday in the Park with George (ジョージって言ってもジョルジュ・スーラのことなんで微妙な邦題)が、ブロードウェイでも公演が始まりましたが、NYは獄寒ということで、先週遂に全作品が100%以下の入りになってしまいました(《ジャージー・ボーイズ》《ウィキッド》が100パーをやや切ったせい)。そんな時にスタートするのはどうかと思ったけど、『スウィーニー〜』の映画賞レースを当て込んでなのでしょう。
それはともかく、『デスパ』ですが、DVDで出てるので、レンタルとかで見てしまえばいいんですが、そうもしれられず放映待ちでちまちま録画したのを見たりしておりますが、先週のエピソード題『悩み多き夫たち』の原題「My Husband, the Pig」は《ア・リトル・ナイト・ミュージック》からオミットされた歌を《プッティング・イット・トゥギャザー》におもしろおかしくはめこんだ曲を題名にしたものでした。
今週は、ダグリー・スコット扮するスーザンの恋人イアンのお母さん役でなんとリン・レッドグレイヴがゲスト出演!ということでこのシリーズは侮れない。でエピソード題の邦題は「素顔のままで」ですが、原題はビリーの歌とは全く関係なく「Dress Big」。これは数年前に復活した《ザ・フロッグ》The Frog の中のナンバー。これほどまでに、ソンドハイムの歌の題名から徹底して選んでいるんだから、その内該当曲と劇中で使用してもらいたいけど、それをしないのがこのシリーズの決まりみたいで。だったら、バーナデット・ピーターズ、『クリミナル・マインド』を降板したから出どきのマンディ・パティンキン、キャロル・バーネット、ネイサン・レインとかをゲストで使ってくれたら、曲名を使うのも許されるというもの...!?!