THE HOLIDAY

DVD	SCORE by Hans Zimmer	YOU SEND ME by Aretha

James Taylor at Christmas

Ella Wishes You Swinging Christmas

Directed by NANCY MEYERS

Written and Produced by NANCY MEYERS

見たいと思いつつやっぱりWOWOW見となってしまった映画『ホリデイ』。ナンシー・マイアーズ (メイヤーズじゃない)なので、それなりに楽しめそう。ケイト・ウィンズレットが一人寂しく聴いていたのがジェイムズ・テイラーが歌った『若草の頃』の挿入歌「Have Yourself a Merry Little Christmas」(日本で弟のリンヴィングストン・テイラーが歌ってくれたけど、声がにてるので最初はリヴさんもといテイラー氏かと思った...。これの入ったアルバム「James Taylor at Christmas」は今年のグラミー賞候補となってます)。最近放映していた映画でも聴いた気がするけど...クリスマスを描く映画には必ずといっていいいほど使われるので珍しいもんじゃないです。一方、仕事が忙しくて本を読んでいないというキャメロン・ディアスがファーストクラスに持ち込んでいた中に、映画化されて話題のイアン・マキューアン作「つぐない」が入っているのを発見。ジャック・ブラックはかなりベタな男のようで、オープンカーのカーステで大音量でエンニオ・モリコーネ作曲『ニュー・シネマ・パラダイス』をかけているお寒い人 (その後、DVDレンタルショップで『炎のランナー』『ミッション』『風と共に去りぬ』『ジョーズ』などのテーマを口ずさんでましたが、『ドライビングMissデイジー』は本作のスコアを担当したハンス・ジマーの曲で、『卒業』の時には横でダスティン・ホフマンがカメオ出演)。ケイトの兄がジュード・ロウってのも豪華すぎる家庭 (女性の監督ということで、欲望を素直に表現しており、ジュードの胸毛シーンのカットを収めてる！けど、キャメロンは最中でもブラをつけてるのはいかがなものか...)。それにしてもこのご時世にお幸せな映画 (だからいいんだけど)。なお、キャメロン・ディアスの役は映画の予告編を製作という仕事をしていましたが、予告編の映像でジェイムズ・フランコとリンジー・ローハンが特別出演しておりました。リンジーは子役の頃にマイアーズ監督の『ファミリー・ゲーム』に主演した経緯があるので、この出演は分かるけど、ジェイムズ・フランコは何かあったっけ？ それはともかく、この映画で何より嬉しいのはイーライ・ウォラックの起用。彼が勧める名画をハイヴィジョンTVでケイトが見ていたのがハワード・ホークスの『ヒズ・ガール・フライデー』でしたが、それってスタンダード・サイズをちょんぎってるじゃん。平気なのかい？

ヒズ・ガール・フライデー [DVD]

エンディングにアレサ・フランクリンが歌った『ユー・センド・ミー』が流れましたが、今年のグラミーは彼女のトリビュートということです。タイミングいい...