DANGAN TRAVELLER - Brugge

ちょいとがたがたしていてぐったりしていたけど、何故か目が覚め『世界!弾丸トラベラー』を見ることに。そしたら、磯山さやかブルージュでヴァレンタインのチョコレート作りというので、鑑賞続行。パリ→ブリュッセル→ブルス→ブルージュという感じでの道程でした。パリ→ブリュッセル間はTGVではなく、あの憎っくきタリスを使うのですが、感じ悪いは予約しにくいは、当日売りが殆どないはで、ろくなことない魔の区間 (逆方向も同じだし、アムスからでも同じ)。でもエールフランスブリュッセル行きを購入すれば、飛行機じゃなくこの電車のチケットが付くので、今回の旅は何の問題もない楽勝な旅 (夜便使って行ったみたいでしたが、4時過ぎにシャルル・ドゴールに着いて、そこから7時頃に出発のタリスなので、やや間が開くけど)。で、ブリュッセルで3時間過ごしていましたが、この街はいいところと悪いところが極端で街もすすけてる。宮殿やボザールあたりに行くとやっぱり悪くないんだけど、ラ・モネ劇場あたりは辛い。とはいうものの、ワッフルとかはやっぱり腰砕けになる旨さ!というのは、見ての通り。あのチョコをミルクで溶かす新作スウィーツというのは何とか試したいもんじゃ! ところで、駅とかもやばい感じの人が多く、スリはものすごく多い。一度、肩にツバをかけらて、それを指摘され拭いてあげるよ!とティッシュで一所懸命拭く奴なんてのに出くわしたことがあったけど、それはそれはしつこい伊達男だった (ホテル行く途中で、同じ道を戻ろうとしたらまだいたので、向かい側の道に移動したけど)。地下鉄のチケットなんか買うのでてこずったらロマの子供が金くれ!よってくるどころか、財布を盗まれるのは当たりまえなので、地元民も並んでチケット売りで買っていたりするよう。ということで、これを見て行きたくなった人は財布の管理は厳重に! ブルス行きは鉄道の方なので、違う雰囲気ですが、隣の人に教わって何も問題なく買えたようで、めでたし。ブルージュには行ったことないので、行ってみたいのですが、特に用がないので、と思ったけど、今回の様子を見て、やっぱり行ってみたい。
ブルージュを意識したのは、コルンゴルトのオペラ《死の都》(原作があるけど)を聴いてからでしたが、それを聴くきっかけは当然ダニエル・シュミットの『ラ・パロマ』で使用されたことにさかのぼります (高校生位じゃそんな程度の知識)。以後、映画では『アリア』のブルース・ベレスフォード篇『死の都』が、このブルージュでロケしていて、今回も映ったあの河が出てきたような。その後、同じラインスドーフ、ルネ・コロによる音源を使ってジェイムズ・アイヴォリーが『ニューヨークの奴隷たち』でも同じ歌を使っておりました。アルノー・デプルシャンの『魂を救え!』で(93)は監督が両親がブルージュから来たリールに移住した人だということだとかで冒頭の映像が、ブルージュの河でスタートしておりました (パリではデプレシャンて呼ばれるけど、本当はデプルシャンだとも言っていたけど、わしゃ知らん。好きにせ)。チョコレートはスイスのジュネーヴではがんばって買ったことあるけどやっぱり旨過ぎでヘロヘロになったけど、ベルギーでは値段とかで萎えて買ったことないので、次回は試してみてもいいかも。

Korngold: Die tote Stadt / Leinsdorf, Munich Radio Orchestra

Korngold: Die tote Stadt / Leinsdorf, Munich Radio Orchestra


Lotte Lehmann & Richard Tauber - The Great Singers - Die Tote Stadt: Gluck Das Mir Verblieb


Lotte Lehmann - The Young Lotte Lehmann - Die Toten Augen: "Psyche Wandelt Durch S?ulenhallen"