LUCIE DE LAMMERMOOR
- RADIO 4 NETHERLANDS, 20:00PM, Zaterdag jongstleden (AVRO) - Klassieke muziek luisteren - NPO Radio 4, Herhaling van de ZaterdagMatinee, omlijst met reacties en muzikaal
- Kenneth Montgomery leidde afgelopen zaterdag de Radio Kamer Filharmonie en het Groot Omroepkoor in Lucie de Lammermoor van Gaetano Donizetti. Dit was een uitvoering van de Franse versie die Donizetti schreef in 1839 voor Parijs. Annick Massis in de titelrol. Herh. van 8-3-2008. (2 hrs., 45 min.)
- za 8 mrt 2008 - grote zaal - 14.00 - ZaterdagMatinee presenteert - Operaserie (O-serie)
- http://www.concertgebouw.nl/cgb/live/ConcertInfo.jsp?concert_id=15638
《ランメルモールのリュシー》 Lucie de Lammermoor
- 作曲:ガエターノ・ドニゼッティ
Music de Gaetano Donizetti- 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ (原作「ラマムーアの花嫁」ウォルター・スコット著)
Livret de Salvatore Cammarano
d'après le roman "The Bride of Lammermoor" de Sir Walter Scott- フランス語版脚色:ギュスターヴ・ヴァエーズ&アルフォンス・ロワイエ
Adaptation française de Gustave Vaëz et Alphones Royer
- リュシー (ルーシー)…………アニック・マシス
Lucie ... Annick Massis, sopraan- エドガール (エドガー)………マリウス・ブレンチウ
Edgard Ravenswood ... Marius Brenciu, tenor- アシュトン卿 (ヘンリー)……アンヘル・オデナ
Lord Henry Ashton ... Angel Odena, bariton- アルチュール公 (アーサー)…アントーニオ・ポリ
Sir Arthur ... Antonio Poli, tenor- ジルベール (ギルバート)……イヴ・セランス
Gilbert ... Yves Saelens, tenor- レーモン (レイモンド)………ジョヴァンニ・バッティスタ・パロディ
Raymond ... Giovanni Battista Parodi, bas
- 演奏…ラジオ室内フィルハーモニー Radio Kamer Filharmonie
- 合唱……………………大放送合唱団 Groot Omroepkoor
- 指揮…………ケネス・モンゴメリー Kenneth Montgomery, dirigent
ANNICK MASSIS DVD
ANNICK MASSIS CD Selection
通常、アムステルダム・コンセルトヘボウ(って勝手に言ってるけど全然発音違う)での日曜マチネの演奏会は生放送なんだけど、これはなぜか少し遅れての放送となりました。聴きそびれたのかと思ったので助かった。この前METでイタリア版《ルチア》をナタリーが喉を壊すぐらいの絶叫で歌っていましたが、今度は彼女が以前リヨンで演じて録音したその版とは全然異なるフランス版《リュシー》の方を、昨年ナタリーから交代して演じたたアニック・マシスが、初めてそれに挑戦。非常に押さえた繊細な歌い方で絶叫系ではない。母国語なのでディクションも当然明瞭。でも共演のマリウス・ブレンチウは.... 何ともフランス版には不向きな洗練されていない歌い方と発音 (オネーギンでレンスキー歌うので来ますが...私は行かないので、聴かずに済んでよかった)。そんなこんなもありいまいちぱっとしない公演。コンセルトヘボウのこのマチネのオペラ・シリーズというの事態が毎回どうももう一つと言う感じなのは、あのホールの作りとこの時間帯に来る高齢者の客層とかがどっちらけているので、出演者が盛り上がっている感を感じ取れないような雰囲気があるように思えてならないからかも。あまりここでは聴きたい気がしない。それに職員も不親切で嫌な感じだし。オペラは歌劇場で聴く方がいいです。
ところで、このフランス語版と言えば、ジャン・ルノワールの映画『ボヴァリー夫人』。フロベールの原作でもオペラ鑑賞をする場面が出てくるので、映画化の際はこのオペラを聴きに行く場面が設けられるのですが、ルノワールのその映画ではイタリア語版ではなくこのフランス語版の《リュシー》を上演している場面をちゃんと設けています。録音音源はほとんどない時代にそんなのを既に映画で使っていたルノワールはやっぱり凄いです。今父の絵と映像を合わせた「ルノワール+ルノワール」展をやってますが、この企画はまずジャン・ルノワールの映画があっての企画だとうのに日本では絵がメインみたいな宣伝で本当に失礼。シネマテーク・フランセーズのジャン・ルノワール回顧上映に合わせて上の階の展示スペースでやったのがものだたのに...。
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