DIE SOLDATEN
- 2008年5月10日|14時〜16:50分|新国立劇場 オペラ劇場|4200円
New National Theatre, Tokyo, 2007/2008 Season- http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000015_2_opera.html
《軍人たち》ヤーコプ・レンツの同名戯曲による4幕のオペラ
作曲・台本:ベルント・アロイス・ツィンマーマン
Musik von Bernd Alois Zimmermann
Opera in 4 Acts the drama of Jakob Michael Reinhold Lenz
- 指揮……………………………………若杉弘 Conductor : Wakasugi Hiroshi
- 演出……………………ヴィリー・デッカー Production : Willy Decker
- 美術・衣装……ヴォルフガング・グスマン Set and Costume Design : Wolfgang Gussmann
- 照明…………フリーデヴァルト・デーゲン Lighting Design : Friedewalt Degen
- 再演演出………………マイシェ・フンメル Revival director : Meisje Barbara Hummel
- 指揮補…トーマス・ミヒャエル・グリボー Associate conductor : Thoams-Michael Gribow
- 共同衣裳デザイン…フラウケ・シェルナウ Associate costume director : Frauke Schernau
- 衣裳・ヘア監修……ロビー・ダイヴァマン Costume and Make-up Supervisor : Robby Duiveman
- 音響…………………………………渡邉邦男 Sound design : Watanabae Kunio
- 振付……………………キミホ・ハルバート Choreographer : Kimiho Hulbert
- 舞台監督………………………………大澤裕 Stage Manager : Osawa Hiroshi
- ヴェーゼナー……………………………鹿野由之 Wesener : Shikano Yoshiyuki
- マリー……………ヴィクトリア・ルキアネッツ Marie : Victoria Loukianetz
- シャルロッテ……………………………山下牧子 Charlotte : Yamashita Makiko
- ヴェーゼナーの老母…………………寺谷千枝子 Weseners alte Mutter : Teratani Chieko
- シュトルツィウス……クラウディオ・オテッリ Stolzius : Claudio Otelli
- シュトルツィウスの母…………………村松桂子 Stolzius’ Mutter : Muramatsu Keiko
- フォン・シュパンハイム伯爵、大佐…斉木健詞 Obrist, Graf von Spannheim : Saiki Kenji
- デポルト…………………………ピーター・ホー Desportes : Peter Hoare
- ピルツェル、大尉……………………小山陽二郎 Pirzel, ein Hauptmann : Koyama Yojiro
- アイゼンハルト、従軍牧師………………泉良平 Eisenhardt, ein Feldprediger : Izumi Ryohei
- オディー、大尉…………………………小林由樹 Haudy, ein Hauptmann : Kobayashi Yoshiki
- マリ、大尉…………………………………黒田博 Mary, ein Hauptmann : Kuroda Hiroshi
- 3人の若い士官…………………………中嶋克彦
- …………………………布施雅也
- ……………………………倉石真
- ド・ラ・ロッシュ伯爵夫人……………森山京子 Die Gräfin de la Roche : Moriyama Kyoko
- 若い伯爵・伯爵夫人の息子………………高橋淳 Der junge Graf, ihr Sohn : Takahashi Jun
- ラ・ロッシュ伯爵夫人の召使…………木幡雅志
- 若い見習い士官…………………………青鹿博史
- 酔った士官………………………………川村章仁
- 3人の大尉………………………………細岡雅哉
- ………………………………藪内俊弥
- ………………………………浅地達也
- 合唱指揮………………三澤洋史
- 合唱…………新国立劇場合唱団 New National Theatre Chorus
- 東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra
ギーレン指揮
コンタルスキー指揮http://www.amazon.de/gp/product/B000065UHA/ume3035-21
当日券を購入しようとしていたら、先に親切な知り合いの方が"取れました"とのことで、無事に最上階最後尾で見ることに。で、知り合いのた大半は二度は見ていましたが、そんな余裕も体力もないので今回のみ。当初、ルールトリエンナーレの三人が参加するようだったので、萌えていましたが、一人消えたので、ちょっとモチベーションが下がりましたが、そういう問題で見る見ないじゃないので、結局は見る決心を。録音は10数年前に聴いたきりで全く覚えてませんでしたが、見ながら聴くと何だか50、60年代の映画みたいで、色んな作品が浮かんでくる...特にアラン・レネの『二十四時間の情事』『ミュリエル』『戦争は終わった』とか、ヴィンセント・ミネリの『黙示録の四騎士』とか...。
ちなみに、ピーター・ホーレとなってましたが、本人も誤って表記されてると分かっていたようですが、正しくはピーター・ホー。パトリス・シェロー演出《死者の家より》のミラノ・スカラ座での上演は来期となるのとのことで、なんとかしたいものです (メトは再来期)。クラウディオ・オテッリは89年の《ランスへの旅》で来ていたのを聴いて以来な気がしますが、92年の録音に参加していたので、それを持っていったら、クラウディオ・アッバードとクラウディオ・オテッリって言って喜んでました...。夏にはブレゲンツ音楽祭でスカルピアを演じるようで...。その前に、二人は7月のNYリンカーン・センター・フェスティヴァルでルールトリエンナーレの引っ越し公演でまたこれを演じますが、その収録のDVDは昨年リリースされ、年間最優秀オペラDVDとかに選ばれたり評判いいようなので、なんとか入手したいもんです。が、サイトで簡単にかえず、通販は銀行為替のようで面倒そうなので、ドイツにでも行けたら....っていつのことやら...。ちなみにあのモルティエがNYシティ・オペラでも上演するようなことを発表しているようで...。来年はショスタコーヴィチの《ムツェンスクのマクベス夫人》がこれに相当する演目ですが、また、いつか《軍人たち》再演も悪くないような...(入りも良かったし)。この調子ならベルクの《ヴォツェック》《ルル》3幕版や、ヘンツェの《ホンブルク公子》《孤独通り》、ヒンデミット《カルディヤック》《画家マティス》、プフィツナー《パレストリーナ》、それとシェーンベルク《モーゼとアロン》《今日から明日へ》&《期待》なんかもやってもいいのでは...。ヘンデル、ラモー、リュリとかは個人的趣味はヨーロッパで聴くことにするので、期待しませんが (シャルロッテを好演した山下牧子さんが12月にヘンデル・フェスティヴァル・ジャパンで《タメルラーノ》を歌うとこのことですが...)。それと借り物の定番公演をやるなら、フィガロ、ドンとかはストレーレル、ハイトナーとかにしてポネルとかはやめて欲しい。ENOの《セルセ》なんてやってもいいと思うけど...。