CONCERT HANDEL
- Catràdio, 09/05/2008, Divendres, a les 20.00 h, "Els concerts" Òpera
- http://www.catradio.cat/pcatradio/crItem.jsp?seccio=programa&idint=458
- Gran Teatre del Liceu, Barcelona, Febrer 2008 dies 23, 28. Liceu (Sala)
- http://www.liceubarcelona.com/concerts/programa.asp?i=271
ヘンデル・コンサート/デイヴィッド・ダニエルズ&リザ・サファー
Concert Händel : David Daniels & Lisa Safferジョージ・フリーデリック・ハンデル GEORGE FRIDERIC HANDEL, 1685-1759
- アルチーナ組曲 Suite d’Alcina (Overtura, Musette, Menuet, Gavotte, Menuet, Gavotte)
- パルテノペ Partenope : "Voglio amare" (aria de Partenope): Lisa Saffer.
- ジュリオ・チェーザレ Giulio Cesare : "Va tacito" (aria de Giulio Cesare): David Daniels.
- Giulio Cesare : "«Non disperar" (aria de Cleopatra): Lisa Saffer.
- ロデリンダ Rodelinda : "Pompe vane di morte... Dove sei" (recitativo y aria de Bertarido): Davis Daniels.
- Rodelinda : "Io t’abbraccio" (duo de Rodelinda y Bertarido): Lisa Saffer y David Daniels.
INTERMISSION
- 水上の音楽 Water Musick : Suite núm. 3 en Sol major, HWV 350: Rigaudon I/II, Menuet I/II.
- リナルド Rinaldo : "Lascia ch’io pianga" (aria de Almirena): Lisa Saffer.
- ジュリオ・チェーザレ Giulio Cesare : "Dall’ondoso periglio... Aure deh per pietà" (recitativo y aria de Giulio Cesare): David Daniels.
- セメレ Semele : "Myself I shall adore" (aria de Semele): Lisa Saffer.
- パルテノペ Partenope : "Furibundo, spira i vento" (aria de Arsace): David Daniels.
- ジュリオ・チェーザレ Giulio Cesare : "Caro!... Bella! Più amabile Belta" (duo de Cleopatra y Giulio Cesare): Lisa Saffer y David Daniels.
BIS
- シアドーラ Theodora : "To thee, thou glorious son of worth" (duo)
- クラウディオ・モンテヴェルディ:《ポッペアの戴冠》より
L'incoronazione di Poppea : "Pur ti miro" (duo)LISA SAFFER
DAVID DANIELS
2月にリセオ大劇場で二回に行われたダニエルズとサファー (DJはなぜかライザ・セイファーとか言っていたけど...)のヘンデル・コンサートの模様。でも最後はモンテヴェルディ。サファーとダニエルズは90年代アメリカではよく共演していたけど、ヨーロッパで共演というのは聞いたことがない。この公演の前には今回も歌った《セメレ》をボストン・バロック・オーケストラ/マーティン・パールマンで演じたようだけど、来期は《セルセ》を公演するけど出演予定なのかは?? なお、ENOでは《ルル》やツィンマーマン《軍人たち》(03)のマリーなんかも演じていりした時期もあったけど、その辺で経て結局バロックに戻ったというようで。ダニエルズは最近すっかり強敵が台頭しているのでトップ・プライオリティじゃない感じですが、この翌月ミュンヘンで演じた《タメルラーノ》は演技力を必要とするラシーヌ劇風のピエール・オディの演出だったので、演技力が伴わなかったせいか、アムステルダムで熱演したベジュン・メータのようには盛り上がらず...。夏にはその公演を休んでサンタ・フェで《ラダミスト》だけどキャンプなデイヴィッド・オールデン演出なので、演技力よりショー的要素で見せるそうなので、そっちの方が合いそう。でも、オールデンはミュンヘンでの出番は減ってるので、再演してもロンドン辺りで別キャストっぽい...!?
で、この演奏会はというと、ポッペアで締めたので、終わり良ければという感じでした。以前、コジェナーとのこんな感じのコンサートでも女性の方が目立ちがちで男性は柔く感じてしまったので、ダニエルズにはうま味はないものだった。一人で歌って、序曲とか組曲とかを混ぜて交互に歌う方が得策な気が...。
なお、この放送局カタラジオは通常アーカイヴ聴きとかできるけど、この公演は(まだ)無いよう!?