IPHIGENIE EN TAURIDE

クリストフ・ヴィリバルト・グルック:《トリドのイフィジェニー》
Christoph Willibald Gluck (1714-1787)
Iphigénie en Tauride", Tragédie lyrique en quatre actes (1779)

  • Livret de Nicolas-François Guillard
    d’après la tragédie de Guymond de la Touche, elle-même inspirée d'Euripide
  • En langue française
  • イフィジェニー……ミレイユ・ドランシュ Mireille Delunsch, Iphigénie, prêtresse de Diane
  • オレスト……………ステファーヌ・ドグー Stéphane Degout, Orestes, roi d'Argos et de Mycène
  • ピラード………………………ヤン・ブロン Yann Beuron, Pylades, roi de Phocis, ami d'Oreste
  • タオス……………フランク・フェッラーリ Franck Ferrari, basse, Thoas, roi de Tauride
  • ディアーヌ………………サロメ・アレール Salomé Haller, Diane, déesse de la chasse
  • イフィジェニー………レナーテ・イェット Renate Jett, Iphigénie (rôle non chanté)
  • 巫女1…………………カトリーヌ・パドー Catherine Padaut*, Première Prêtresse
  • 巫女2……………………スルマ・ラミレス Zulma Ramirez*, Deuxième Prêtresse
  • スキタイ人…ジャン=ルイ・ジョルジェル Jean-Louis Georgel*, Un Scythe
  • 司祭…………ジャン=ルイ・ジョルジェル Jean-Louis Georgel*, Un Ministre
  • ギリシアの女……ドロテー・ロルティオワ Dorothée Lorthiois, Une Femme grecque
  • 演出……クシシュトフ・ヴァルリコフスキ Mise en scène : Krzysztof Warlikowski
  • 美術…マルゴルツァータ・スチェスニャク Décors et costumes : Malgorzata Szczesniak
  • 照明…………………………フェリス・ロス Lumières : Felice Ross
  • 映像……………………………ドニ・ゲガン Conception vidéo : Denis Guéguin
  • 振付…………………………ザール・マガル Chorégraphie : Saar Magal
  • 構成………………ミロン・ハーケンベック Dramaturgie : Miron Hakenbeck
  • Première 22 mai 2008 20h
    Représentations 25 (14h30), 28, 31 mai, 2, 5, 8 (14h30) juin 2008 20h
  • Durée du spectacle 2h20
  • Prix des places 160€, 130€, 110€, 65€, 39€, 21€, 10€, 7€
Gluck: Iphigenie en Tauride Iphiénie . . . Mireille Delunsch
Orest . . . Simon Keenlyside
Pylade . . . Yenn Beron
Thaos . . . Laurent Naouri
Diane . . . Alexia Cousin
Première Prêtresse . . . Claire Delgado-Boge
Deuxième Prêtresse . . . Nicki Kennedy
Un Scythe / Un ministre . . . Laurent Alvaro
Une Femme Greque . . . Michèle Normant-Webb
Les Musiciens du Louvre
Marc Minkowski, direction

5月31日にの生放送がほかのとだぶったので聴けなかったので、こちらのベルギーのMusiq3で他とかぶらない曜日で放送されたので、チェック。France Musiqueではアーカイブ聴きはできなかったけど、生放送ということもあって休憩時間などの時間用にヤン・ブロンのインタビューを流していたようで、それだけは聴けたのでチェックしておりましたが...。
それはともかく、この公演ですが、2006年の初演はマルク・ミンコフスキが指揮しましたが、今年はボルトンに変更。なのに、キャストはミンコフスキの録音のメンバーとダブルというなんだか意地が悪いことを...。この公演は当初女優のイザベル・ユペールのオペラ演出家デビューになる予定の公演でしたが、彼女が多忙で準備ができず、急きょポーランドの変人系演出家ヴァルリコフスキが駆り出されることになり、妙な現代置き換え系演出に。ギリシア悲劇の王だ王妃だの話なので、現代に置き換えると大統領家にするというのはありがち。まんまの古くさい演出も嫌ですが、こういうのは当たり前すぎて逆に嫌です...。初演時の時代位の設定にするというのが個人的にははまます...。
なことはともかく、初年度は放送もなかったような気もしましたが、今回は放送されることになりましたが、今回のキャストの方がいいので、録音されて良かったです。それにしてもアメリカ人で初演しなきゃいけなかった理由ってのが分からん。企画の段階で有名人とか使うと金が集めやすいとか、集客があるとでも思ってるのか... (後半はマリア・リッカルダ・ヴェセリンクだったので、そちらで聴きたかったというか、これはその歌手が消えることになったので、ミンコフスキが呼んだ歌手ですが)。