DEUX SETS A NEUF : FREDERIC MITTERAND

  • France Musique "Deux sets à neuf" par Lionel Esparza, de 7h à 9h, 26 juin
  • Deux sets à neuf

今日のゲスト:フレデリックミッテラン
Deuxième set de 8h10 à 9h avec l’invité du jour : Frédéric Mitterand

LES NUITS D'ETE/SCHEHERAZ Hector Berlioz
Nuits d’été "L'île inconnu"
Régine Crespin, soprano
L'Orchestre de la Suisse Romande
Direction Ernest Ansermet
"Régine Crespin - Shéhérazade / Nuits d'été"
DECCA 417 813 2
Boulanger/Debussy Lily Boulanger
"Nocturnes"
Trio Georges Sand
"Lili Boulanger & Claude Debussy"
INTEGRAL INT 221 155
Puccini;Madama Butterfly
DVD
Giacomo Puccini
"Madame Butterfly"
Cio-cio san . . . Ying Huang
B.F. Pinkerton . . . Richard Troxell
Orchestre de Paris
Direction James Conlon
"BOF "Madame Butterfly"
un film de Frédéric Mitterand"
SONY S2K 69258
ジェラシー 8h30 : La revue de presse par Emilie Munera
Armando Trovaioli
BOF "Drame de la Jalousie"
Marcello Mastroianni et Monica Vitti, chant
BOF "Dramma della Gelosia / Trovaioli"
EMI SLCS 7240
Piano Works / Images Inedites / Pour Le Piano Claude Debussy
Estampes
Alain Planès, piano
"Debussy / images inédites / Planès"
HARMONIA MUNDI HMC 901947.48
Live & Unedited: Historic 1965 Carnegie Hall (Dig) 8h45 la chronique du jour par Thierry Beauvert
Frédéric Chopin
"Mazurka"
Vladimir Horowitz, piano

何と!ストがあったのでどうしたものかと思ったら、ラジオ・フランスの番組が一新されることとなり、3年間つづいた「Deux sets a neuf」(この局の番組名はおやじギャグでひねったものばかりで訳しにくい)は、この日のゲストが最後で、明日が総集編。その最後のゲストはフレデリックミッテランというので、チェック。80年代にフランス映画特集上映でゲストで来た時、監督作『ソマリアへのラヴレター』の上映会を見にいったらガラガラで本人困惑でしたが、ジャン・ヴィエネールによるサントラLPを持っていってサインを貰ったのを覚えております...。その10数年後にパリのコメディ・デ・シャンゼリゼで上演のジャン=クロード・カリエール作《恋のメモランダム》のチケットを買いに行ったら後ろに並んでいたのでビックリしましたが、それよりびっくりしたのが、階段からおりて来たのがジャンヌ・モローだった...。ファニー・アルダンベルナール・ジロドー共演で超人気公演だったので、いい席がなくて困っていたら、しゃべれないで困っているのかと思って助っ人してくれましたが、えらく人がならんでいたので他の人はいらいらしておりました。結局いい席はなかったけど公演は最高でした。ってなことはともかく、その頃といえば、彼は日本を舞台にしたオペラ映画《蝶々夫人》を監督し終えて、公開目前でしたが、その後見に行ってやや変な日本描写があったものの、泣ける作品になっていたので、公開を期待したのですが、日本の権利はソニー・ピクチャーズだったけど、公開しなかったので、他に権利を譲ることもしなかったので、日本を描いた作品だったのにオクラになるというまさしく"日本の悲劇"(このオペラの歌劇じゃなく"日本の悲劇"と呼ぶので)となってしまいました。
で、彼がゲストなので、どんな曲が流れるかと思ったらピアノ曲がメインで、エットレ・スコーラの『ジェラシー』のサントラでモニカ・ヴィッティとマルチェッロがデュエットする歌なんかも混ざっておりました。彼が来たのは最後を飾る意味なだけで、番宣目的ではなかったけど、《蝶々夫人》のサントラからも当然選ばれておりました...。ピンカートン役のリチャード・トロクセルは最近急浮上で、ウィリアム・クリスティが《ザンパ》上演の主役に起用していたりするので、今年はプッチーニ年なのでこの映画なんとかならないものか...。