LA CARRERA DEL LIBERTINO
歌劇《放蕩者のなりゆき》全三幕 The Rake's Progress, Opera in three acts
- 作曲:イゴール・ストラヴィンスキー Music by Igor Stravinski (1882 - 1971)
- 台本:W.H.オーデン、チェスター・カルマン Libretto by W.H. Auden and Chester Kallman
- Boosey and Hawkes M.P. LTD, of London, Editors and Owners
- テアトロ・レアル(マドリッド)新演出/共同製作:ラ・モネ劇場(ブリュッセル)、リヨン歌劇場、サン・フランシスコ歌劇場、ロイヤル・オペラ・ハウス(コヴェント・ガーデン)/協力:エクス・マキナ
New production of Teatro Real in coproduction with Théâtre de La Monnaie (Brusels), Opéra de Lyon, San Francisco Opera and Royal Opera House (Convent Garden of London), and colaboration of Ex Machina
- アン・トゥルーラヴ………マリア・バイヨ Anne Trulove: María Bayo
- トム・レイクウェル……トビー・スペンス Tom Rakewell: Toby Spence
- ニック・シャドー………ヨハン・ロイター Nick Shadow: Johan Reuter
- マザー・グース………ジュリアン・ヤング Mother Goose: Julianne Young
- ババ…………ダニエラ・バルチェッローナ Baba la turca: Daniela Barcellona
- トゥルーラヴ…………タレン・ジェフリー Trulove: Darren Jeffery
- セレム………エドゥアルド・サンタマリア Sellem: Eduardo Santamaría
- 看守……………………ジョゼップ・リボー El loquero: Josep Ribot
- 指揮…クリストファー・ホグウッド Dirección musical: Christopher Hogwood
- テアトロ・レアル合唱団及び管弦楽 Coro y Orquesta Titular del Teatro Real (Coro y Orquesta Sinfónica de Madrid)
- 演出……ロベール・ルパージュ Dirección de escena: Robert Lepage
- 美術………カール・フィリオン Escenografía: Carl Fillion
- 衣装……フランソワ・バルボー Figurines: François Barbeau
- 照明………エチエンヌ・ブシェ Iluminación: Etienne Boucher
- 合唱指揮…ピーター・ブリアン Dirección del coro: Peter Burian
- Approximate duration of performances:
Act I and II: 1 hour 10 minutes
Interval: 25 minutes
Acts III and IV: 1 hour 15 minutes
- ラジオ・クラシカ、1月16日4時、テアトロ・レアル(マドリッド)より生放送
- Emisión en radio: 15/1/2009 20:00 horas. RNE (Radio Clásica)
- January 11, 13, 15, 17, 19, 22, 24, 26, 28, 2009 - 20:00 - Teatro Real
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DVD
Robert LepageBasel Concerto
HogwoodPulcinella
Hogwood
ラ・モネでの初演以後、世界各地で上演され、DVD化(BS放映済み)ているロベール・ルパージュ (カナダ読みはレパージュなんだけど...)演出によるハリウッド・バビロン (映画『ゴッズ&モンスター』でも描かれたキューカー氏のxxパーティやら「サンセット大通り」的な...)に設定を置き換えた公演。上演される度にラジオ放送とかがあるので、全ては追ってられないけど、今回はホグウッドということで要チェック。91年に来日した時に話したら、ストラヴィンスキーもある意味バロックだとか言っていたけど、AAMを離れてからは積極的に取り上げるようになって録音とかもして、ラジオ・フランス響との《プルチネッラ》とかは素晴らしかったので、期待していたら、やっぱりかなりいい。響きが違うし、どっちらけることもない。映像収録はこれでやってもらいたかった気が...。ババは当初発表されていたエヴァ・ポドレシがいなくなったり、歌手が揃っているかというとそうでもないようだけど、それでもいい。バーヨならぬバイヨはぶりぶりで合っている。4月にはミラノ・スカラ座でデイヴィッド・ロバートソン指揮で公演されるけど、歌手はジュリアン・ヤング以外は別。野暮いスカラの客にはハイセンスすぎるのでブーイング出そうだけど、どうなるやら。共同演出の劇場はこれで全て上演し終えるけど、何処かでまた上演されるようだったら見たいもんです。メトは彼の演出した《ファウストの劫罰》が大評判だったので、早速再演が決まったりしているので、その内これをやってもいいような気もするけど...。