WERNER SCHROETER (1945-2010)
- Werner Schroeter - Filmgalerie 451
- http://kurier.at/kultur/1993790.php
- http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5i2iF9UocLqoT52x2rXtirLxluV1A
- http://www.theauteurs.com/notebook/posts/1709
- Werner Schroeter - Filmgalerie 451
- Neuer Deutscher Film: Regisseur Werner Schroeter gestorben - WELT
訃報 ドイツの映画監督、舞台・オペラ演出家のヴェルナー・シュレーター氏が4月12日にお亡くなりになっていたと、13日になって発表となりました。残念です。
ライプツィヒでの最後のオペラ演出作《ドン・ジョヴァンニ》が先週3日に終わり、7日に誕生日を終え、ベルリン・フォルクスビューネでは上演中のソフォクレス《アンティゴネー/エレクトラ》二本立てに続いて、ベルナール=マリー・コルテス作《Quai West》の上演が4月25日から始まる予定だったんですが....。
http://www.volksbuehne-berlin.de/deutsch/volksbuehne/ensemble/?person=821
パリ・オペラ座で93年の初演以来頻繁に再演されては、いつもストとかち合ってしまってごたごたになる演目《トスカ》は、2011年4月にも再演されますが、今回は本人亡き後の上演となります。生前に本人の監督によってTV収録してもらいたかったですが、あれほど上演されていながら収録されていないので残念です。
本人監修で映画の方の商品化も進みつつあったんですが、旧作は「パレルモかヴォルフスブルクか」だけに留まってしまいましたが、オール・リージョンNTSCで英語字幕もあるので日本でも視聴可能です。『愛の破片』は日本盤の廃盤時期と微妙に重なっていたため、PALでしたが、日本のフィルムのテレシネはNTSC尺で本当はこちらの方がダメなパータンなのでPAL版でご覧になることをお奨め (もともとデジベなのでPALが正しい。HDではないし)。それにしても出演者が続々と亡くなるのは悲しすぎる映画。遺作となった「Nuit de chien」はフランス盤も出ましたが、こちらの方がおまけがあるのでどちらもファンには必需品....。
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2004/03/20
- メディア: DVD
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以前オペラ座で《トスカ》上演記念でアンフィテアトルで上映された「マリア・マリブランの死」はニュープリントだったんですが(上映巻を間違えていたけど...)、その後も使用音源の問題などもあるのでクリアにならなさそうで商品化は期待ができなさそうなのが、残念。
- UbuWeb Film & Video: Werner Schroeter
(このサイトで全編見られますが、日本で上映した古いプリントのテレシネ素材みたい...) - 追記:と思ったら、追悼で遂に『アイカ・カタパ』『マリア・マリブランの死』+短篇『Argila』がドイツ映画博物館の制作により2枚組でDVD化されることに!