ENSEMBLE AMARILLIS
- jeudi 21 septembre 2006, 20h00 (日本時間2006年9月22日03時)
- Programmes La Première
- エロイーズ・ガイヤール Héloise Gaillard, recorders & Baroque oboe
- オフェリー・ガイヤール Ophélie Gaillard, Cello
- ヴィオレーヌ・コシャール Violaine Cocahrd, harpsichord & organ
- カサンドル・ベルトン Cassandre Berthon, soprano
- Concert en différé de l'Eglise Saint-François, dans le cadre du Festival Agapé de Genève,
le 28 mai 2006, avec l'ensemble Amarillis.
- Concerto en ré majeur pour clavecin, cordes et basse continue, Bwv 1054.
- Concerto en si mineur pour violoncelle, cordes et basse continue, Rv 424.
- Concerto en do majeur pour flûte, cordes et basse continue, Rv 443.
- "Nulla in mundo pax sincera", motet pour soprano, cordes et basse continue, Rv 630
- Sonate en trio "La Follia" pour deux violons et basse continue, op.1 n°12
- Concerto "La Notte" en sol mineur pour flûte, cordes et basse continue, Rv 439
- "In furore justissimae irae", motet pour soprano, cordes et basse continue, Rv 626.
- エロイーズ・ガイヤールのバイオ Orange
今年4月にパリ郊外ポワシー Poissy でもヘンデル「アポロとダフネ」の演奏会を聴きましたが、とても素晴らしいアンサンブルです。メンバーはクリストフ・ルセ「レ・タラン・リリック」、エマニュエル・アイムの「ル・コンセール・ダストレ」、またはマルク・ミンコフスキやウィリアム・クリスティのもとでも活躍する演奏家たちです。日本にも度々訪れているオフェリー・ガイヤールがクラヴサンを担当し、彼女の妹エロイーズ・ガイヤールがリーダーでありリコーダーを吹きながら指揮振りしたりもします。
*ヴィヴァルディの「ピコッロ協奏曲」Concerto en do majeur pour flûte はパゾリーニの『マンマ・ローマ』や、それに感動したトリュフォーが『野性の少年』でも使っているしみじみした曲です。
*ヴィヴァルディのモテット「Nulla in mundo pax sincera」は映画『シャイン』でエンディングに使われてお馴染みです。ソプラノのカサンドル・ベルトンは昨年クリストフ・ルセがアムステルダムで公演して、その後パリのシャトレで演奏会をしたヘンデル《アルチーナ》でオベルトを熱演しておりましたが、いつも旦那さんのリュドヴィク・テジエと一緒でラヴラヴな感じでしたが、その公演後に予定されていたミンコフスキ指揮によるオッフェンバックの歌劇《ラインの妖精》はあまりに長尺なため、予定されていた役の聴かせどころのアリアをカットされたので、出演をやめてしまい、そのおかげで彼女の役はまるまるなくなりました。それでも長いオペラでもしやったら日が変わりそうな感じでした。完全版でなんとかやってもらいたかったもんですが、録音はラジオ用にありましたが、旅行中の放送でキープできず。そのCD化もなく、バレエ音楽とかが最近スタジオ録音されましたが、歌は全くないオッフェンバックの作品集。それはそれでいいけど。