LA FILLE DU REGIMENT

ドニゼッティ連隊の娘》Gaetano Donizetti's "La Fille du Régiment"

  • 合唱…………………ロイヤル・オペラ合唱団 Royal Opera Chorus
  • 合唱指導……………レナート・バルザドンナ Renato Balsadonna (chorus director)
  • 管弦楽…ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団 Orchestra of the Royal Opera House
  • コンサート・マスター…ピーター・マニング Peter Manning (concert master)
  • 指揮…………………ブルーノ・カンパネッラ Bruno Campanella (conductor)

遂に実現。ナタリー2Cがやってくれてるそうなんで楽しみ。ウィーン公演をなんとかして見ないと。そちらはモンセラート・カバリェが出るし。来月のミラノ公演は古い別の演出なんで何の意味もない公演となったので、完全無視していいものになりました。コメディ女優ドーン・フレンチが特別出演。オッフェンバックの《青ひげ》もアルプスの山間が舞台でしたが、こちらも同じです。連ちゃんでこんなおトボケなオペラ・ブフというのを聴くのも脳天気でいいものです。体調悪いのもふっとびます。なおフローレスってやってますが、Flórezのアクセントは音引きじゃなく強調ですので、フロレスなんですがね〜。ペルー人だし。写真見る限り、《ジェロルシュタイン公大妃》の時みたいなので、演じる方が大変そうだけど、面白そうなのは一目両善。《天国と地獄》の時みたいにナタリーがMerde! Bouf!とか放送禁止用語を言うようなので、それまた楽しみ。なお、コヴェント・ガーデンでの《連隊の娘》といえばジョーン・ザザーランドとルチアーノ・パヴァロッティ(当然指揮はリチャード・ボニング)の公演が伝説的ですが、それ以来上演されてなかったので、ロンドンで受け入れられるのかとおもいきや、英国の新聞とかでは歴史的に残る最高の演目みたいな絶賛のされようですが。昨年のENOでやった英語版の《美しきエレーヌ》は同じロラン・ペリーの演出なのにドッチラケだったのでビックリでしたので、心配だったのですが、人の手が加わり、出演者が違うとこうも違うものになるのかと愕然としましたが、今回は最初からこのための上演なんでそんなことなく良かったです。
なんだか、ナタリー最初大丈夫か?って感じでしたが、徐々に盛り上がり、独り言を小声で言ったりする所は笑えます。ナタリーとフロレスってどうよって感じですが、モーツァルトの《ミトリダーテ》に一応一緒に演奏会とレコーディングしてるので初顔合わせではないです。先走ってもうDVD出てしまいましたが、これは映像にしてもらはないと困るんだけど、またフロレスで録るのかいな?今度はVirgin Classicsって事になるのでしょうが...(あちらではパトリツィア・チョーフィを貸し出したから今度はドイツ・グラモフォンがバーターで彼を貸すのでしょう!?)。ちなみに、《青ひげ》には「ラン、プラン、プラン」という歌がありますが、こちらにら「ラタタプラン」があります。
Fille Du Regiment [DVD] [Import] Mozart: Mitridate / Rousset, Les talens lyriques ドニゼッティ:連隊の娘 全曲