LA MORT DE CLEOPATRE

ベルリオーズカンタータクレオパトラの死》(叙情的情景 Scène lyrique)がN響で公演されておりますが、行きません。ラジオを付けたら丁度やっていたので、試しに聴いておりますが、ソリストが苦手なので(カルメンとかもそうですが、言葉を無視して歌うので何だか分からない。言葉を大事にしクリアに歌うアラーニャと共演した際もケンカしたのも分かるというもの)。大好きな作品ですが、大好きなもので不快な思いはしたくないので。今はヴェロニク・ジャンスとかで聴くのがいいです。この曲といったらヴェルナー・シュレーターの映画『愛の破片』でもゲイル・ギルモアによって歌われ凄いことになっていましたが、凄みの点ではこちらが上です。来日するベルトラン・ド・ビリーの指揮によるヴィオレタ・ウルマナのは聴いてないのでどうなのか...。
Berlioz: Les nuits d'ete / La mort de Cleopatre ベルリオーズ:死者のための大ミサ曲(レクイエム)/クレオパトラの死/序曲「ローマの謝肉祭」(ウィーン放送響/ド・ビリー) 愛の破片 [DVD]