LYUBOV PETROVA

  • 2007年9月18日(火)|19時開演|武蔵野市民文化会館 小ホール

リューボフィ・ペトローヴァ ソプラノ・リサイタル
Lyubov Petrova Soprano Recital

  • ソプラノ…リューボフィ・ペトローヴァ
  • ピアノ…………………………斎藤 雅広
  1. ニコライ・リムスキー=コルサコフ
    1. ニンフ
    2. ばらのとりこになったナイチンゲール
    3. なだびく雲は薄くなり
    4. ひばりの歌声は響き
  2. ニコライ・メトネル
    1. スペインのロマンス
  3. セルゲイ・ラフマニノフ
    1. リラの花
    2. 夜明け
    3. 夜更けに秋の庭で
    4. ひな菊
    5. ねずみ捕りの男
    6. ここは素晴らしい場所
    7. 美しい人よ、私のために歌わないで

INTERMISSION

  1. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
    1. 歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》より、デスピーナのアリア「男たち、まして兵士は」
    2. 歌劇《魔笛》より、パミーナのアリア「ああ、愛の喜びは露と消え」
  2. リヒャルト・シュトラウス:楽劇《ばらの騎士》より、バラの献呈の場「ご厚意心から感謝いたします...」
  3. ガエターノ・ドニゼッティ:歌劇《ランメルモールのルチア》より、狂乱の場「優しいささやき...苦い涙が」
  4. ジュゼッペ・ヴェルディ:歌劇《椿姫》より、「ああ、そはかの人か〜花から花へ」

ENCORE

  1. ヨハン・シュトラウス:喜歌劇《こうもり》より、「田舎娘の格好で」

Johann Strauss II - Die Fledermaus (Glyndebourne Festival Opera) [DVD] [Import]

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以下、コンサートを行って彼女に惚れた人は読む必要はありません!
今回、彼女が絡むとろくなこと起きないというのが確定。というのも、2004年のバリ国立歌劇場(パリ・オペラ座って言わせないようで...)で上演されたロラン・ペリー演出《ナクソス島のアリアドネ》の最大のスター、ナタリー・デセイ(2C)が体調不良で全公演キャンセルしてたため、買っていたチケットを払い戻ししてもらおうかとバスチーユに行ったら、入り口で出ないという紙が張ってあったのですが、並んでいた邪魔な女がすみませんと行っても避けないから前を通りすぎたら「信じられない」とか怒りだし、ぶつくさいうんでむかついていたら、自分の番が近付いたら張り紙に気付いてこれまあ「信じられない」と今さらボヤいてぶりぶりと帰っていこうとし、迷惑にも人の前横切ってわびも入れない、何事にも不注意なバカ女に遭遇 (通りすぎるとき舌だしてバカ女って言ってしまった...大人げない)。携帯しながら歩いて自転車や車や電車(一度、お茶の水のホームで電車にぶつかって倒れて顔面から流血している女を見たことが...)に気付かないやからが大発生しておりますが、困ったもんです。で、いざチケットをキャンセルと思ったら、その希望が大発生したためか払い戻しは受け付けないとのことで、じゃ日程変えてくれってたのんだらもの凄くバスチーユのボックスオフィスの面々は感じが悪い何様ばかり。セールス・マネージャーを呼ぶということになって普通入ることのないオフィスに連れていかれたら、その男性は非常にいい人で、お客さまは大切だからとかいって丁寧に対応してくれて、無事交換及び他公演の発券が完了 (くれぐれもそのようなことは要求しないように)。で、急に決まったペトロヴァのことは凄くいいよとか言っておりました。が、いざ公演を見たらなんだか初演のミラクルは全くは全く失せてしまい、ロラン・ペリーだから誰だろうと見ようと腹をくくったのに.....。ゾフィー・コッホならぬソフィー・コッシュの作曲家が一番よかったのに彼女は後半出ない役。熊さんことオラフ・ベーアは、印象なし (初演のデイヴィッド・ウィルソン・ジョンソンは、モルティエに変わってキャストが彼の趣味に...と)。バッカスのロトリッチは崩壊。ソルヴェイグは毎度のことながらグリーグだけにしたいし。好きなステファヌ土偶もグザヴィエ鱒、ルセのお気に入りシーネ・ブンドカードも...。エカテリーナ・シューリナが出ていたとは全く気付きもというか、後に名が売れた...。当然ナタリーのように演じられる人がだれもいるわけもなく...Lubovに喝采とまでは...(ナタリーの映像はDVDでちょろっとだけ見られるようになりましたが)。
もう一つの話は書けませんが、ま、どうでもいいです。で、今日は、息に電車が数分遅れて焦ったら汗だくになり、それで電車に乗ったら激寒で体調が急変。立っていられない位気分が悪くなったので、なんとかタクシー乗り場まであるいて大盤振る舞いでホールまでタクシー使ったら、丁度開演時間。間に合って気分も改善したけど、彼女はリサイタルなれしていないようで、前半一度も袖に行かず、聴く方もポーズが置けない状態。後半はいくらなんでもそれはないだろうと思ったけど、オペラ・アリアなのに一回しか袖に行かず歌い続け。ロシア人って馬力あるのねん。と思ってしまった。でもこんなことを続けていては声を駄目にしかねないので、今後は要注意。それにしても、ケネス・ブラナーの映画版『魔笛』では夜の女王を演じたので、アンコールはこれかと思いきやグラインドボーンで演じた《こうもり》のアデーレでおしまい (激高で買えないでいたDVDでしたが、今amazonは4000円程に!)。
で、帰宅すると、録画中のアリソン・デュボアも終わりに近付き、そうこうすると「クリミナル・マインド」。そしたら先ほど聴いた「ねずみ捕りの男」ならぬ、ねずみが大量発生する所に放置して喰われて死ぬ姿を撮影する超xx男が登場する回で気分悪化。主演のマンディ・パティンキンが急に降板したくなる理由が分かったような (その後すぐコンサートを行ったので、及び来年上演のソンドハイムのミュージカルに出たいのかもと思った次第...というか出て!)。脱線。
で、来月は彼女はヒューストンで《仮面舞踏会》のオスカルですが、ウルリカがエヴァ・ポドレス(ボドレシ)なので放送があれば聴いてみたいですが...。来年はバレンシアでコヴェント・ガーデンのプロダクションを再演するヘンデルオルランド》のアンジェーリカですが、これはローズマリー・ジョシュアがヤーコプス指揮《ジュリオ・チェーザレ》に出演するため開いていないということもあってなので...。