ALCINA
- http://oe1.orf.at/programm/200712225201.html
- Ö1 Programm | Samstag, 22. Dezember 2007, 19:30 Uhr
- (Aufgenommen am 7.12.2007 im Großen Saal des Wiener Konzerthauses)
- Länge: 180:35 min
ジョージ・フリーデリック・ヘンデル George Frideric Handel
《アルチーナ》 Alcina: Gesamtaufnahme
- アルチーナ……………………インガ・カルナ Inga Kalna (Alcina)
- ルッジェーロ…ヴェッセリーナ・カサロヴァ Vesselina Kasarova (Ruggiero)
- モルガーナ……………オルガ・パシチュニク Olga Pasichnyk (Morgana)
- ブラダマンテ……………ソーニャ・プリーナ Sonia Prina (Bradamante)
- オロンテ……………………グザヴィエ・マス Xavier Mas (Oronte)
- オベルト……………ジュティット・ゴーチエ Judith Gautier (Oberto)
- メリッソ……………………フランソワ・リス Francois Lis (Melisso)
- 管弦楽………アンサンブル・マテウス Orchester: Ensemble Matheus
- 指揮…ジャン=クリストフ・スピノジ Leitung: Jean-Christophe Spinosi
今日は、オペラ・コミークのシャブリエ《エトワール》(ガーディナー指揮)と聴き逃していたENOの《アグリッピーナ》(サラ・コノリー、スティーヴン・ウォレスなど)の放送がかち合ってしまって困ったもんですが、ORFの《アルチーナ》にすることに。パリ・オペラ座の裏方のストでセミ・ステージでやっていた問題の《アルチーナ》ですが、その合間を縫って、ウィーンとエクサン=プロヴァンスで演奏会形式で公演するというという、ご苦労様!みたいなことをしておりましたが、今日ORFが放送するのはそのウィーン・コンンツェルトハウスの方の収録。来週で上演も終わるけど、19日からルッジェーロがエクスの演奏会で歌ったワルシャワの歌手に変更になっているので、パリのラジオ収録はそちらのメンツで聴きたいもんです。とりあえず、今日はちょっと不満だけど、モルガーナがオルガ・パシチュニクなので、完全キープ品。パリの放送というのがいつなのか不明だけど、そちらもあると、そんな録音ばかりが増えて...。オルガさんは来年ドイツで《アリオダンテ》再演と《セメレ》があるのでなんとしたいけど...《カルメル派》のみが時期的に...冬の来日まで待てないし...(日本でリサイタルやりたいって言ってたけど、どこかやってくれ〜!)。それより、今回のストのお詫びとして来シーズンも再演して、彼女がまた演じてくれてらいいんだけど (でも、あの窮屈で見づらいパレ・ガルニエは辛すぎる...)。それよりアムステルダムでのピエール・オディ演出の版も美しいので、どこかで再演してもらいたい...今回のロバート・カーセン版はお決まりの裸祭りなんで...。
それはそうと、DJはカザロヴァって発音していたけど、もうかなり厳しい歌いっぷりで、金輪際ヘンデルは歌わないで欲しい!としか言えない程とんちんかんな歌い方で、これじゃパリの観客が不満だったのも分かるし、降板は当然。でも性懲りもなく来月にはミュンヘンで《アリオダンテ》を歌うのでげんなり...。なんで人気あるのかさっぱり分からない。ソーニャは荒っぽい。リスはぼろぼろ。インガとオルガがいたから救われた公演。演奏は団員にいい人が次々と参加しているせいか、いい感じになってきているだけにもったいない。
Personal webpage: Olga Pasichnyk
- 2008年スケジュール:On stage: 2008
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