CESAR 2008

Film Award

César 2008 (33ème édition) - Le 22 février 2008, Paris

審査員　Jury

  • 会長：ジャン・ロシュフォール　Jean Rochefort, Président de la cérémonie
  • 司会：アントワーヌ・ド・コーヌ　Antoine de Caunes, Maître de cérémonie

作品賞　Meilleur film français de l'année

監督賞　Meilleur réalisateur

主演男優賞　Meilleur acteur

  • ヴァンサン・ランドン　Vincent Lindon (Ceux qui restent)
  • ジャン＝ピエール・ダルサン　Jean-Pierre Darroussin (Dialogue avec mon jardinier)
  • ジャン＝ピエール・マリエル　Jean-Pierre Marielle (Faut que ça danse !)
  • マチュー・アマルリック　Mathieu Amalric (Le Scaphandre et le Papillon)
  • ミシェル・ブラン　Michel Blanc (Les Témoins)

主演女優賞　Meilleure actrice

助演男優賞　Meilleur acteur dans un second rôle

助演女優賞　Meilleure actrice dans un second rôle

  • ノエミ・ルヴォヴスキー　Noémie Lvovsky (Actrices)
  • ビュル・オジエ　Bulle Ogier (Faut que ça danse !)
  • シルヴィ・テスチュ　Sylvie Testud (La Môme)
  • ジュリー・ドパルデュー　Julie Depardieu (Un secret)
  • リュディヴィーヌ・サニエ　Ludivine Sagnier (Un secret)

有望若手男優賞　Meilleur jeune espoir masculin

有望若手女優賞　Meilleur jeune espoir féminin

  • ハフシア・ヘルジ　Hafsia Herzi (La Graine et le mulet)
  • クロチルド・エズム　Clotilde Hesme (Les Chansons d'amour)
  • ルイーズ・ブラシェール　Louise Blachère (Naissance des pieuvres)
  • アデル・エネル　Adèle Haenel (Naissance des pieuvres)
  • オドレ・ダナ　Audrey Dana (Roman de gare)

脚本賞　Meilleur scénario original

脚色賞　Meilleure adaptation

第一回監督作品賞　Meilleure première oeuvre

  • Ceux qui restent (Jean-Philippe Andraca, Christian Bérard, Anne Le Ny)
  • サガ・ブランシャール、ロラ・ドワイヨン　Et toi, t'es sur qui ? (Saga Blanchard, Lola Doillon)
  • Naissance des pieuvres (Bénédicte Couvreur, Jérôme Dopffer, Céline Sciamma)
  • 『ペルセポリス』　Persepolis (Marjane Satrapi, Xavier Rigault, Marc-Antoine Robert, Vincent Paronnaud)
  • Tout est pardonné (Mia Hansen-Love, Philippe Martin, David Thion)

音楽賞　Meilleure musique écrite pour un film

撮影賞　Meilleure photographie

美術賞　Meilleurs décors

  • クリスチャン・マルティ　Jacquou Le Croquant (Christian Marti)
  • オリヴィエ・ラウー『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』　La Môme (Olivier Raoux)
  • ティエリー・フラマン　Le Deuxième souffle (Thierry Flamand)
  • フランソワーズ・デュペルチュイ「モリエール」　Molière (Françoise Dupertuis)
  • ジャン＝ピエール・コユツヴェルコ　Un secret (Jean-Pierre Kohut-Svelko)

衣装賞　Meilleurs costumes

  • ジャン＝ダニエル・ヴュイエルモーズ　Jacquou Le Croquant (Jean-Daniel Vuillermoz)
  • マリット・アレン『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』　La Môme (Marit Allen)
  • コリンヌ・ジョリー　Le Deuxième souffle (Corinne Jorry)
  • ピエール＝ジャン・ラロック「モリエール」　Molière (Pierre-Jean Larroque)
  • ジャクリーヌ・ブシャール　Un secret (Jacqueline Bouchard)

録音賞　Meilleur son

  • 『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』　La Môme (Jean-Paul Hurier, Pascal Villard, Laurent Zeilig)
  • 『潜水服は蝶の夢を見る』　Le Scaphandre et le Papillon (Francis Wargnier, Dominique Gaborieau, Jean-Paul Mugel)
  • L'Ennemi intime (Eric Tisserand, Antoine Deflandre)
  • L'Ennemi intime (Giovanni Fiore Coltellacci)
  • L'Ennemi intime (Germain Boulay)
  • Les Chansons d'amour (Guillaume Le Braz, Agnès Ravez, Thierry Delor, Valérie Deloof)
  • 『ペルセポリス』　Persepolis (Thierry Lebon, Eric Chevallier, Samy Bardet)

編集賞　Meilleur montage

短篇賞　Meilleur court métrage

  • Deweneti (Dyana Gaye)
  • La Promenade (Marina De Van)
  • Le Mozart des pickpockets (Philippe Pollet-Villard)
  • Premier voyage (Grégoire Sivan)
  • Rachel (Frederic Mermoud)

外国映画賞　Meilleur film étranger

ドキュメンタリー映画賞　Meilleur film documentaire

  • バーベイ・シュローダー　L'Avocat de la terreur (Barbet Schroeder)
  • Le Premier cri (Gilles de Maistre)
  • Les Animaux amoureux (Laurent Charbonnier)
  • Les LIP, l'imagination au pouvoir (Fabrice Rouaud)
  • ニコラ・フィリベール『かつて、ノルマンディで』Retour en Normandie (Nicolas Philibert)

リストは途中ですが...。
クロード・ミレールの「Un secret」は大ヒットしておりましたが、私が見た時は平日10時のシネコンなんで最後は一人ぽっち。ストーリーが陰うつでかなり辛い。秘密って題なので内容は書けません。主演のパトリック・ブリュエルはノミネートされず、女性陣が総勢で候補になるのも仕方ない作り。
コリーヌ・セローの『サン・ジャックへの道』はいい役者がいっぱい出ておりましたが、その映画で唯一セザール候補となったアイメン・エイディ君はマリニ劇場で続演中の舞台版《これからの人生》に主演してこれまた泣かせてくれましたが、彼と『サン・ジャック〜』でコンビを組んでいたニコラ・カザレ君が今回やっと候補となり嬉しいことすが、この候補作は人知れずちょろとやって見ようと思ったら終わって"悔しいです！"だった作品なんで、思い出してまた"悔しいです！" (サンタンドレ・デザール通りの劇場で、その劇場で見たのはルネ・アリオの「Moi, Pierre Riviere」。その後を描いた『かつて、ノルマンディで』が始まったので、その見たかった映画が終わってしまい....)。『サン・ジャック』でフランス・テレコムの社員の小賢しい男役で笑かせてくれたロラン・ストッケールが、今回二部門で候補となり嬉しいですが、見た目若いしプチなので若手って想われるかもしれないけど、もうコメディ・フランセーズのソシエテールの地位にいる中堅なんだけど... (そのコメディ・フランセーズでは彼の出演舞台であるロペ・デ・ベガ作《Pedro et le commandeur》を見たけど、全員仮面つけたおとぼけ舞台で、かなりな空騒ぎでヒキまくり。オマール・ポラスというスペインの演出家は私の趣味ではないざんす。もう一つは再再演のロバート・ウィルソン演出《Fables de La Fontaine》でしたが、ラ・フォンテーヌ以外は着ぐるみ姿なので、誰がやっても判らないのが玉に傷)。
子役から活動しているジョスラン・キヴランも今頃この部門で...。スピちゃん『ミュンヘン』に続いて再びマチュー・アマルリックと共演したマイケル・ロンズデイル御大が再び候補になったけど、この映画長くて時間が合わず見られなかったので、ショック。
現在舞台でツアー中のビュル・オジエ様が弾けてる「Faux que ca danse !」は帰国後にスタートした映画だったので、見られずがっくりでしたが、本人にはオデオン座サル・ベルティエの公演後に会って話せたので幸せでしたので、よしとします。しかもお客で来ていたエディット・スコブさんとの写真も撮れたし。でもオリヴェイラ作品「Mon cas」でも共演していたアレクシスさんとの写真は撮らず大失敗！ オジエさんの夫バルベ・シュレーデルことベーベイ・シュローダーは「12月まで日本で映画撮っているのよ」とのことでしたが、何なのかは??? そのバーベイさんのドキュメンタリーも候補となったので、当日は授賞式に2ショットで来てくれるのでしょうか?? (地方公演のない時だと思いたいけど)。
意外なことに、『潜水服』の演技部門がマチューのみでがっくり。だけど、助演女優とか激戦部門なんでしょうがないか。アンヌ・コンシニ、エマニュエル・セニェとか入ってもいい演技なんだけど。それより、ジャン＝ピエール・カッセルの遺作じゃないかもしれないけど、完成前に亡くなったのが....。