2008 SPRIT AWARDS

24th Annual Awards on AMC and IFC, Saturday, February 23, 2008

フィルム・インディペンデント・スピリット賞2008 2008 Spirit Awards

Le Scaphanore Et Le Papillon Once Juno

あまり気にしていなかった賞ですが、ノミネーションを見たら私の好きだったシドニー・ルメット監督作「Before the Devil Knows You're Dead」が脚本賞助演女優賞(マリサ・トメイ)で候補になっていました。主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは別の作品「The Savages」で受賞しましたが、『アイム・ノット・ゼア』がなければこの作品にアンサンブル演技賞をあげてもらいたかった(他の映画賞ではいくつか受賞したようで)。他の作品といえば、明日発表になるアカデミー賞にはこの作品に出演したエイミー・ライアンが「Gone Baby Gone」で助演女優賞候補となってますが、この部門はBBCの「Talking Movies」の予想では自国の女優ティルダ・スウィントンって言ってましたが、ケイト・ブランシェットに行くのでしょうか?? (ルビー・ディーだと思うけど。今年は老年パワーということで、助演男優はハル・ホルブルック、主演女優がジュリー・クリスティということになってもらいたい....主演はダニエル・デイ=ルイスだろうけど)。脚本賞はタマラ・ジェンキンズの「The Savages」に行ったけど、候補には殺された故エイドリアン・シェリーも『ウェイトレス』で候補になっていたりしました。オスカーの方では『潜水服〜』のロナルド・ハーウッドに行ってもらいたいけど、『つぐない』のクリストファー・ハンプトンという強敵もいるので英国劇作家対決が気になります。どちらにしろアメリカ人はお呼びじゃない。この授賞式は来月にはCSで見られるのでしょうが、候補作を替え歌で紹介するというのが見物となってますが、オスカーで見物と言えば、歌曲賞。今年は『魔法にかけられて』の3曲メドレーというディズニーのブロードウェイ移行計画のプレ・ショーみたいなことになるようで、主演のエイミー・アダムズは歌わず、上演したら主演しそうなクリスティーン・チェノウェスが歌うということなので、期待大。でも受賞するのは去年の二の前(『ドリームガールズ』が3曲候補で結局逃した)で、こちらでは外国映画賞受賞の『once ダブリンの街角で』に行く気配大 (見てないけどこの歌の部分をニュースで見たらかなりいい感じだったし、各海外メディアも推してる雰囲気)。