2008 SPRIT AWARDS
24th Annual Awards on AMC and IFC, Saturday, February 23, 2008
フィルム・インディペンデント・スピリット賞2008 2008 Spirit Awards
- 作品賞:『JUNO/ジュノ』
Best Feature : "Juno" Producers: Lianne Halfon, John Malkovich, Mason Novick, Russell Smith. Fox Searchlight Pictures- 主演男優賞 : フィリップ・シーモア・ホフマン「The Savages」
Best Male Lead : Philip Seymour Hoffman "The Savages" Fox Searchlight Pictures- 主演女優賞:エレン・ペイジ『JUNO/ジュノ』
Best Female Lead : Ellen Page "Juno" Fox Searchlight Pictures- 監督賞:ジュリアン・シュナーベル『潜水服は蝶の夢を見る』
Best Director : Julian Schnabel "The Diving Bell and the Butterfly" Miramax Films- 撮影賞:ヤヌシュ・カミンスキ『潜水服は蝶の夢を見る』
Best Cinematographer : Janusz Kaminski "The Diving Bell and the Butterfly" Miramax Films- 脚本賞:タマラ・ジェンキンズ「The Savages」
Best Screenplay : Tamara Jenkins "The Savages" Fox Searchlight Pictures- 助演男優賞:チウェテル・エジョフォー「Talk To Me」
Best Supporting Male : Chiwetel Ejiofor "Talk To Me" Focus Features- 助演女優賞:ケイト・ブランシェット『アイム・ノット・ゼア』
Best Supporting Female : Cate Blanchett "I'm Not There" The Weinstein Company- 第一回長編賞:「The Lookout」監督スコット・フランク
Best First Feature : "The Lookout" Director: Scott Frank, Producers: Roger Birnbaum, Gary Barber, Laurence Mark, Walter Parkes, Miramax Films- 第一回脚本賞:ディアブロ・コーディ『JUNO/ジュノ』
Best First Screenplay : Diablo Cody "Juno" Fox Searchlight Pictures- ドキュメンタリー賞「Crazy Love」監督ダン・クロアーズ
Best Documentary : "Crazy Love" Director: Dan Klores, Magnolia Pictures- 外国映画賞:『once ダブリンの街角で』監督ジョン・カーニー
Best Foreign Film : "Once" (Ireland) Director: John Carney, Fox Searchlight Pictures- ジョン・カサヴェテス賞「August Evening」監督・脚本クリス・エスカ
John Cassavetes Award : "August Evening" Writer/Director: Chris Eska. Producers: Connie Hill, Jason Wehling- ロバート・アルトマン賞(アンサンブル演技):『アイム・ノット・ゼア』監督トッド・ヘインズ、配役ローラ・ローゼンソール、出演ケイト・ブランシェット、クリスチャン・ベイル、リチャード・ギア、ヒース・レジャー、ベン・ウィショー、ブルース・グリーンウッド、マーカス・カール・フランクリン、シャルロット・ゲンズブール、デイヴィッド・クロス、ジュリアン・ムーア、ミシェル・ウィリアムズ
Robert Altman Award : "I'm Not There" Director: Todd Haynes, Casting: Laura Rosenthal, Ensemble Cast: Cate Blanchett, Christian Bale, Richard Gere, Heath Ledger, Ben Whishaw, Bruce Greenwood, Marcus Carl Franklin, Charlotte Gainsbourg, David Cross, Julianne Moore, Michelle Williams- Acura Someone to Watch Award : Ramin Bahrani, Director of "Chop Shop"
- Piaget Producers Award : Neil Kopp, Producer of "Paranoid Park" and "Old Joy"
- IFC Truer than Fiction Award : Laura Dunn, Director of "The Unforeseen"
あまり気にしていなかった賞ですが、ノミネーションを見たら私の好きだったシドニー・ルメット監督作「Before the Devil Knows You're Dead」が脚本賞と助演女優賞(マリサ・トメイ)で候補になっていました。主演のフィリップ・シーモア・ホフマンは別の作品「The Savages」で受賞しましたが、『アイム・ノット・ゼア』がなければこの作品にアンサンブル演技賞をあげてもらいたかった(他の映画賞ではいくつか受賞したようで)。他の作品といえば、明日発表になるアカデミー賞にはこの作品に出演したエイミー・ライアンが「Gone Baby Gone」で助演女優賞候補となってますが、この部門はBBCの「Talking Movies」の予想では自国の女優ティルダ・スウィントンって言ってましたが、ケイト・ブランシェットに行くのでしょうか?? (ルビー・ディーだと思うけど。今年は老年パワーということで、助演男優はハル・ホルブルック、主演女優がジュリー・クリスティということになってもらいたい....主演はダニエル・デイ=ルイスだろうけど)。脚本賞はタマラ・ジェンキンズの「The Savages」に行ったけど、候補には殺された故エイドリアン・シェリーも『ウェイトレス』で候補になっていたりしました。オスカーの方では『潜水服〜』のロナルド・ハーウッドに行ってもらいたいけど、『つぐない』のクリストファー・ハンプトンという強敵もいるので英国劇作家対決が気になります。どちらにしろアメリカ人はお呼びじゃない。この授賞式は来月にはCSで見られるのでしょうが、候補作を替え歌で紹介するというのが見物となってますが、オスカーで見物と言えば、歌曲賞。今年は『魔法にかけられて』の3曲メドレーというディズニーのブロードウェイ移行計画のプレ・ショーみたいなことになるようで、主演のエイミー・アダムズは歌わず、上演したら主演しそうなクリスティーン・チェノウェスが歌うということなので、期待大。でも受賞するのは去年の二の前(『ドリームガールズ』が3曲候補で結局逃した)で、こちらでは外国映画賞受賞の『once ダブリンの街角で』に行く気配大 (見てないけどこの歌の部分をニュースで見たらかなりいい感じだったし、各海外メディアも推してる雰囲気)。