OAE Bach revisited International Tour
- 2008年3月2日(日)|15:00|東京オペラシティ コンサートホール
- Sun 2 Mar 2008, 7:30pm Tokyo Opera City Concert Hall, Japan
- http://www.operacity.jp/
- ヨハン・ゼバスティアン・バッハ《ヨハネ受難曲》
Johann Sebastian Bach: Johannespassion (St John Passion) BWV245- ヤーコプ・ハンドル:モテト《見よ、義しき人が死にゆく様を》
Jakob Handl (1550-1591) : Ecce quomodo moritur justus
- テノール…マーク・パドモア (エヴァンゲリスト/リーダー)
Mark Padmore. Evangelist- バリトン…ピーター・ハーヴィー (イエス)
Peter Harvey, Christus- アルト……マイケル・チャンス
Michael Chance, Counter-tenor- テノール…トマス・ウォーカー
Thomas Walker, Tenor- ソプラノ…リディア・トイシャー
Lydia Teuscher, Soprano- バス………マシュー・ブルック (ペテロ)
Matthew Brook, Bass
- インライトゥンメント合唱団
Choir of the Enlightenment
- ソプラノ…エイミー・カーソン (下女) Amy Carson, Soprano
- アルト……アイリス・ジュリアン Iris Julien, Soprano
- アルト……ルース・マシー Ruth Massey, Soprano
- テノール…オリヴァー・マーサー (下役/僕) Oliver Mercer, Tenor
- バス………マーティン・ロブソン Martin Robson, Bass
- エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団
Orchestra of the Age of Enlightenment
- 1st Violin : Catherine Weiss, Catherine Mackintosh, Jill Samuel, Susan Carpenter-Jacobs
- 2nd Violin : Alison Bury, Claire Sansom, Henrietta Wayne, Roy Mowatt
- Viola : Annette Isserlis, Jan Schlapp
- Cello / Gamba : Jonathan Manson
- Bass : Chi-Chi Nwankoku
- Flute : Lisa Beznosiuk, Neil McLaren
- Oboe : Anthony Robson, Richard Earle
- Bassoon : Sally Jackson
- Organ : Robert Howarth
ソプラノがお馴染みのカロリン・サンプソン(って日本はキャロリンてやってるか...お英国のご発音はCaはキャとか言っちゃいかんのですが...。ついでにソンは米語だとスンだけど、英国はサン。onがアン)からリディア・トイシャーに変更したりしましたが、奇麗な声でしたので支障は感じられず。
問題はリーダーのマーク・パドモア。声はいつものように美しいのですが、コケたか何かして片足は腫れていて、ステージでは使ってないけど松葉杖状態。しかも風邪が蔓延しているようで、咳き込んでおりました。でも自分のソロはそれを感じさせない美声なのであっぱれ (合唱パートでは咳き込んでたり歌わなかったりしていたけど)。で、坊主頭...。最近流行り?けが人には余計な世話が省けていいのかも。今日はツアー最後なんで公演後にやっと会えたけど、通常はさっと消えたりするので、なかなか会えず、話せたのは96年のだかのレザール・フロリサンとの来日以来。10月はイモジェン・クーパーと《冬の旅》で再来日なので今度は日程が他の公演とかと変に重ならない日になるように期待します。というのも今日は、最悪な事に、パドモアがイポリットを演じた時にアリシーだったアンナ・マリア・パンザレッラが武蔵野で同じ時間にリサイタルというどうにもやってられない事が起きてしまい、しかも更にその《イポリットとアリシー》を指揮したウィリアム・クリスティの公演にも出演しているカタリーナ・ピーツが多摩で演奏会で歌うという珍事 (二人とも代役で急遽来日)。で、今日の公演はというと、値段がえらく高いせいなのか、人気のない演目なのか (マタイよりすきだけど...)、日本人にはピンとこない人たちだったせいなのか、ガラガラ。先月24日だかロンドンのクイーン・エリザベス・ホールでの公演は完売で補助席だかの当日券売りを限定数発売とかいうことまでしていたというのに...。情けない。いろいろと根本から考え直さねばいけないのでは。
As steals the morn... HANDEL arias & scenes for tenor
|
|
---|
Mark Padmore DVD
それはともかく、メンバー表なんてのが発表になっていなかったので、誰が来るのか判りませんでしたが、コーラスの中に、ケネス・ブラナーの映画『魔笛』でヒロイン、パミーナを演じたエイミー・カーソンが入っていてビックリ。知っていたらフランス盤のCD付きDVDを持っていったのに。で、本人は映画でよりいい感じ。今後の予定はサイト見てねということで、見てみたら、このツアーの日程も入っていたし、6月にはガーシントン音楽祭で25年ぶりに上演されるので気になっていたヴィヴァルディの《ダリオの戴冠》の上演にカヴァーで入っていたりしました。
http://www.amazon.fr/gp/product/B000PMLD8G/ume305-21 | http://amycarson.com/ |
---|
メンバーと言えば、リサ・ベズノシウクさんが入っていたので、弟のパヴロ (5月にOAEと共演するけど)の事をちょっと話したら年末にビーバーの《ロザリオ》を歌舞伎俳優の語り付きで公演するわよ、とのことでした。その他のメンバーは4月の《フィガロの結婚》でまた戻ってくる人もいたり (サイトには書いてないけど)、ガンバのジョナサン・マンソンはエマニュエル・パユらと秋に来るとか....。なんともいろいろあって大変。