JOHANNESPASSION
芸術劇場―オランダ・バッハ協会“ヨハネ受難曲”―
- NHK教育|2008年3月21日(金)|午後10:25〜翌日午前00:40|135分
- http://www.nhk.or.jp/art/
- 収録:2008年2月23日、東京オペラシティ コンサートホール
- オランダ・バッハ協会合唱団&管弦楽団
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ:《ヨハネ受難曲》
Johann Sebastian Bach : Johannespassion, BWV 245
- ソプラノ…………………………マリア・ケオハネ Maria Keohane, soprano
- テノール/エヴァンゲリスト…ゲルト・テュルク Gerd Türk, tenor / Evangelist
- テノール…………………アンドルー・トータイズ Andrew Tortise, tenor
- カウンターテナー……………マシュー・ホワイト Matthew White , alto
- バス/イエス……………ステファン・マクラウド Stephan MacLeod, bass / Jesus
- バス………ヴォルフ・マティアス・フリードリヒ Wolf Matthias Friedrich, Bass / Piratus, Petrus
ソプラノ・イン・リピエーノ Ripieno Singers
- 指揮…………ヨス・ファン・フェルトホーヴェン Jos van Veldhoven, Conductor
- 合唱…………………オランダ・バッハ協会合唱団 The Netherlands Bach Society
- 管弦楽……………オランダ・バッハ協会管弦楽団 De Nederlandse Bachvereniging
- ヴァイオリン……アントワネット・ローマン Antoinette Lohmann, Violin / Viola d'amore
- …ピーター・アフォールティト Pieter Affourtit, Violin / Viola d'amore
- ヴィオラ……………ヤン=ウィルム・ヴィス Jan Willem Vis, Viola
- チェロ………………………ルシア・スワルツ Lucia Swarts, Cello
- ガンバ…ミネケ・ヴァン・デル・ヴェルデン Mieneke Van der Velden, Viola da gamba
- コントラバス……ロベルト・フラネンベルグ Robert Franenberg, Double-bass
- オーボエ…………マルティン・スタッドラー Martin stadler, Oboe
- ………ペーター・フランケンベルグ Peter Frankenberg, Oboe
- オルガン……………ピーター・デュルクセン Pieter Dirksen, Organ
- テオルボ……………マイク・フェントロース Mike Fentross, Theorbo
- チェンバロ………………ジーベ・ヘンストラ Siebe Henstra, Harpsichord
今日は、BCJの《マタイ受難曲》の公演を聴いていたので、最初から見る事はできないため、留守録で。で、帰ってきてから見てみましたが...。
この公演の前の回に行こうか迷っていたら、大雨強風で電車がストップとかなんだってニュースですっかり萎えて、行かず、この収録の日の公演は値がはるので、お金がなくて止めてしまいました。で、4日連続のツアーで、聴いた知り合いはぼろぼろだったと言っていたので、御愁傷様。近場とか同じ場所とかだったらともかく、あっちゃこっちゃ移動するのを日本でツアーするのは、きついでしょう。ヨーロッパでやっているとか思って安請け合いしたんだろうけど、大概こういうことすると演奏者はぼろぼろになっていざこざが起きて仲たがいとか、もうこんなことしないっていって方向性変えたりするようになるので、呼ぶ側は考えないと。数を増やしたところで、客は一定数しかいないから、空席ができるだけだし。
で、これはテノールがアンドルー・トータイズというウィリアム・クリスティによる若手声楽家育成プロジェクトのレ・ジャルダン・デ・ヴォワの一期生が参加しているので行くべきだったんですが、映像を見ての通り、ぼろぼろで疲れ果てた感じ。これまで何度か聴いているので、こんな悲しい彼を聴くのは忍びないので、ある意味行かなくてよかった。それにTortiseをどうよむとトータスになるんじゃ!
当初予定されていたバス・ラムゼラーが結局来日せず。代わりに来たのがヴォルフ・マティアス・フリードリヒだと知っていたら、がんばって行ったんだけど...。かなり歌い方が妙でヤバいんですが、以前シャンゼリゼ劇場でアレッサンドロ・デ・マルキ指揮によるヴィヴァルディ《オリンピアーデ》演奏会でも歌っていてやっぱり目を見開いて歌い、恐いというか笑えたので、また恐いもの見たさで何かあったら聴きたい人だったんですが...。ま、バッハよりはヴィヴァルディとかの激しい歌というよりオペラの方があってます。今年はゲッティンゲン・ヘンデル祭で《オルランド》《サムソン》《エイシスとガラテア》の3公演で歌いますが、そういう縦乗りのが会ってます。