MARIA MALIBRAN (1808-1836)
Journée exceptionnelle en hommage à Maria Malibran à l'occasion du bicentenaire de sa naissance (24 mars 1808)
En collaboration avec la Salle Pleyel, Cecilia Bartoli a conçu un programme unique, qui n’est proposé qu’à Paris, ville de naissance de la Malibran. Cette Journée Malibran fait revivre sa mémoire, à travers un programme hors du commun, porté par Cecilia Bartoli : concerts, film, conférence, exposition (le Muséomobile, exposition autour de la Malibran, conçue par Cecilia Bartoli, sera aux abords la Salle Pleyel toute la journée).
24/03/2008 09:00
- Projection du film "La Malibran" de Sacha Guitry
サシャ・ギトリ監督作「ラ・マリブラン」上映24/03/2008 11:00
- "Le salon romantique de Maria Malibran"
「マリア・マリブランのロマンティック・サロン」
- メッゾ……チェチーリア・バルトリ Cecilia Bartoli : mezzo-soprano
- ヴァイオリン…ワディム・レーピン Vadim Repin : violon
- ピアノ……………………ラン・ラン Lang Lang : piano
PROGRAMME DU CONCERT
- I. Gioachino Rossini : Beltà crudele
- I. Vincenzo Bellini : "Malinconia, ninfa gentile" "Vaga luna che inargenti"
- I. Gaetano Donizetti : "Me voglio fà'na casa"
- II. Giuseppe Tartini : Sonate "Le Trille du Diable"
- III. Pauline Viardot : Havanaise Hai luli!
- III. Giachino Rossini : Canzonetta spagnuola
- IV. Robert Schumann : Widmung op.25 n°1-Transcription de Franz Liszt
- V. Giovanni Paisiello/ Niccolo Paganini : "Nel cor più non mi sento"
- VI. Franz Liszt : Liebestraum n°3, nocturne en la bémol majeur
- VII. Charles de Bériot : Il Sogno di Tartini
- Bis. Gioachino Rossini : La danza
24/03/2008 14:00
- Conférence La Malibran, icône romantique
ロマンティック・アイコン〜コンフェランス・ラ・マリブラン
- 講師:パトリック・バルビエ Patrick Barbier, Conférencier
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24/03/2008 15:00
- "La Cenerentola" de Gioachino Rossini, Opéra en version concert
ジョアキーノ・ロッシーニ:《チェネレントラ》演奏会上演
- アンジェリーナ…チェチーリア・バルトリ Cecilia Bartoli : Angelina
- クロリンダ………………………セン・グオ Sen Guo : Clorinda
- ティスベ…………リリアーナ・ニキテアヌ Liliana Nikiteanu : Tisbe
- ドン・ラミロ…アントニーノ・シラグーサ Antonino Siragusa : Don Ramiro
- ダンディーニ………ブルーノ・プラティコ Bruno Pratico : Dandini
- ドン・マニフィコ……カルロス・ショソン Carlos Chausson : Don Magnifico
- アリドーロ………ラースロー・ポルガール Lazlo Polgar : Alidoro
- チューリヒ歌劇場管弦楽団及び合唱団 Orchestre et choeur de l'Opéra de Zürich
- 指揮……………アダム・フィッシャー Adam Fischer : direction
24/03/2008 20:45
- Concert Gala Cecilia Bartoli, Recital avec Orchestre et Invités
チェチーリア・バルトリ ガラ・コンサート
- メッゾ………チェチーリア・バルトリ Cecilia Bartoli : mezzo-soprano
- ラジオ・フランス・フィルハーモニー Orchestre Philharmonique de Radio France
- 指揮………………チョン・ミョンフン Myung-Whun Chung : direction
- ヴァイオリン……ワディム・レーピン Vadim Repin : violon
- ピアノ………………………ラン・ラン Lang Lang : piano
Entracte
- Frédéric Chopin : Andante spianato
- Niccolo Paganini : La Campanella (3ème mouvement du 2ème concerto pour violon)
- Gioachino Rossini
- Aria del Salce e Preghiera (extrait d'Otello)
- Ouverture de l'Italienne à Alger
- Cavatina "Bel raggio lusinghier" - Cabaletta "Dolce pensiero" (extraits de Sémiramide)
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今日、2008年3月24日は、ロッシーニ、ベッリーニ、ドニゼッティ、マイアーベーアらに愛され、曲をささげられながら、28歳で亡くなった伝説のオペラ歌手マリア・マリブランの生誕200周年という記念の日。ということで、昨年秋に「マリア」というアルバムで彼女へのオマージュを捧げたチェチーリア・バルトリはパリのサル・プレイエルで「マリブランの日」として朝から晩までマリブランに捧げる特別プログラムを企画。まずは、昨年サシャ・ギトリ回顧上映でも満員御礼の熱気となった伝記映画「La Malibran」を9時から無料上映(申し込み制)。11時には彼女のレパートリーやその時代の音楽で構成したリサイタル、1時から討議、平日3時というのにチューリヒ歌劇場の楽団と歌手たちでロッシーニ《チェネレントラ》を演奏会上演。そして8時には再び彼女のレパートリーを交えた演奏会。バルトリが一日に3度もサル・プレイエルの舞台で歌うとうのは大丈夫なのか心配になります。なにせ、マリブランは舞台で失神して亡くなったので。
ちなみに、ギトリの「ラ・マリブラン」は昨年の上映でも見てますが、今日は状態は良くないけどそのビデオを記念にまた見てみようと思い、適当に見ようと思ったけど、やっぱり面白いので見入ってしまいました。劇中彼女のレパートリーが主演のジェオリ=ブエによって次々と歌われるし、フランス映画だからか通常聴くことのないフランス語版によるお馴染みのアリアとかが聴けたりするので。ちなみにこの映画の楽曲と演奏会の曲はかなりかぶっている。って当たり前か。で、こんな特別なことをするならラジオ放送とかあるのかと思いきや、彼女も出来不出来が分からない状況で生を聴かせる度胸はないので、そんな事はないようだと思いきや、ドイツの放送局がトークと録音とかで構成した番組を放送していた。で、ドイツなのでやっぱりそこは、ギトリではなく、『ラ・マリブラン』のかなりデカダンなおヘンタイなアレンジである『マリア・マリブランの死』を監督しているのヴェルナー・シュレーターが参加。本当はこの映画の上映もどこかでやっていて欲しいと思っていたので、ありがたい。でももっと欲を言えば、両方ともリマスターを施したDVDがリリースしてもらいたいもんです (但し後者は音源問題とかがクリアーになるとは思えないのが残念。《フィガロの結婚》を歌って倒れるギトリ版とは異なり、ロッシーニの《セミラーミデ》を歌いながら死ぬの『〜の死』ですが、マリブランとは関係ないマーティ・ロビンス、バート・バカラック、ブラームス、プッチーニとかを版権無視で使っていたので...)。
ところで、『ラ・マリブラン』の冒頭は彼女の秘蔵品やらデスマスクとかがうつし出されますが、それらと同じものが、昨年ヨーロッパを回った大型トラックの移動ミュージアム「マリブラン号」にも展示されていたことが、彼女のライヴDVD+ドキュメンタリーの映像でも分かりましたが、ちょいと日程を失敗してその展示を見損ねたのでガックリ。
ちなみに、最近ギトリとは関係ない舞台《ラ・マリブラン》とうい作品をTV収録した映像がDVDになり、なんだろうと思ったら、マリブラン役は昨年《サロメ》の公演でも来日したオペラ歌手のシルヴィー・ヴァレールが演じていたりしたので、これも要チェックな気が...。彼女は昨年スト中に前半の公演が中止されたり演奏会上演なったりして散々だったヴェルナー・シュレーター演出《トスカ》に主演した人でもあるし (今月クラシカで放映の《マクベス》ではリリアーナ・カヴァーニの演出が妙でしたが、彼女は悪くなかった)。
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