FATAL ATTRACTION

Fatal Attraction: Original Motion Picture Soundtrack Maurice Jarre
Puccini: Madama Butterfly selections from Giacomo Puccini's "Madama Butterfly"
Performed by Mirella Freni (Cio-cio san)
Luciano Pavarotti (Pinkerton)
Christa Ludwig (Suzuki)
Conducted by Herbert von Karajan
Coutesy of London RecordsPolygGram Classics, Inc.
- Sabino
by Ramon Rodriguez
Performed by Santiago Ceron
Courtesy of Sabroso Recording Company, Inc.
PORTRAIT IN JAZZ When I Fall in Love
by Edward Heyman & Victor Young
Performed by Bill Evans Trio
Courtesy of Riverside Records
日本のしらべ Echigo-jishi 越後獅子
Itsuki no Komori-uta 五木の子守唄
Arranged by Hideaki Shibata
Courtesy of King Records Co, Ltd.
- Alfie
by Burt Bacharch & Hal David
Canon / Concerto for Trumpet Partie in G
by Johann Pachelbel
Performed by Jean-François Paillard chamber Orchestra
Courtesy of Erato Records
By Arrangment with Muscial Herttage Society

ミケランジェロ・アントニオーニの『情事』のDVDがやっと出ることになったのですが、その素材はクライテリオンの古い素材より一段と改善された最新素材ということで喜ばしいと思っていたところ、"情事"でつながり!?! 『危険な情事』が放映していたので、ついでなので、チェック。なんだか見るに忍びなくて20年経ってもなかなか見るに至ってなかったのですが、なんのことはないプッチーニの《蝶々夫人》のアレンジでした。あれは遠距離不倫というか重婚なので、日本女性が泣き寝入りで自害ですが、脚本家はそれが腑甲斐無かったんでしょう。それこそ危険なアレンジなので、深くは書きませんが、《蝶々夫人》のCDをかけながら(終場の蝶々さんが自殺する所でボリュームを上げる)パスタ料理を作るという超ベタな設定は苦笑。頭いっちゃって電気をつけたりけしたしていた場面ではその前の部分とか...。最後のホラーばりの戦い場面は本当に体当たりでやっているとしたらガラスの破片とかで傷だらけになりそうで見ていて痛い...。ご苦労なこってす。スタントって分けにもいかない感じだし、アカデミー候補とうのも分かるというもの。
パッフェルベルとか使っていたのは知りませんでしたが、それはベタな「カノン」ではなく「パルティータ」でしたが、使用盤はベタなパイヤール盤でした。使用料が安いのか知らないけど、パイヤールは今時聴くには古くさいと思って手を出しにくいのですが、映画でかなり使用されていて盲点です。ゴダールとかもかなり使用していたりするので、それだけでコンピCD作れるほどだし。
ちなみにスコアはモーリス・ジャールですが、サントラは彼の曲しか入ってないので、使用曲を便宜上リスト化。ジャールのスコアはやっぱり《蝶々夫人》を意識している感じがありますが、オケというより息子ジャン=ミシェル系な感じがしなくもない....。