DIE FLEDERMAUS

小澤征爾音楽塾 オペラ・プロジェクトIX
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「こうもり」全3幕
Johann Strauss II (1825-1899)
DIE FLEDERMAUS, Operette in drei Akten

  • 台本:カール・ハフナー&リシャール・ジュネ Libretto: Carl Haffner & Richard Genée
    nach der Komödie "Le Réveillon" von Henri Meilhac & Ludovic Halévy
  • 音楽監督・指揮…………小澤征爾 Artistic Director, Conductor: Seiji Ozawa
  • 演出………デイヴィッド・ニース Director: David Kneuss
  • 装置…ヴォルフラム・スカリッキ Set Designer: Wolfram Skalicki
  • 衣裳…………ティエリー・ボスケ Costume Designer: Thierry Bosquet
  • 照明………………………高沢立生 Lighting Designer: Tatsuo Takasawa
  • 振付…………マーカス・バグラー Choreographer: Marcus Bugler
  • 管弦楽小澤征爾音楽塾オーケストラ Seiji Ozawa Ongaku-juku Orchestra
  • 合唱……………小澤征爾音楽塾合唱団 Seiji Ozawa Ongaku-juku Choir
  • サンフランシスコ・オペラ・アソシエーション所有プロダクションを使用
    Production owned by the San Francisco Opera Association

公演スケジュール

料金

  • S:\25,000|A:\21,000|B:\17,000|C:\13,000|D:\8,000/7,000
  • 主催:小澤征爾音楽塾/ヴェローザ・ジャパン
  • 協賛:ローム株式会社
  • 企画・制作:ヴェローザ・ジャパン
Falstaff [DVD]

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Nozze Di Figaro [DVD] [Import]

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Die Lustige Witwe / [DVD]

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売り切れてましたが、チケットが入手できたので、行くことに (席はそんなことで、某演出家と某ライターの間...)。オペラ塾とか言って、オペレッタを選ぶのはどうしたものか。台詞とか演技も重要になるので、こなれてないと間の取り方とか逆に難しいのに。きっとツアーで廻るにはベタなネタじゃないとOKが出ないんでしょう。無理して売り切れない地方を廻るより、東京で回数を増やす方が出演者にも客にもいいと思うけど、来年の演目も同じ地域でしかも、これまた《ヘンゼルとグレーテル》というオペラ...というにはみたいなネタ。なぜこの80年代に逆戻りしたアメリカンな《こうもり》を公演するのかさっぱり分かりませんが、ボー、ロッドがいるせいかお気楽に楽しめました。ジョン・デル・カルロは近年バートレット・シャー演出《セビリャの理髪師》、ジョン・ドイル出演《ピーター・グライムズ》(DVD化)といった評判となったメトの演目に出ていたり、この公演の前にコリーヌ・セロー演出による《セビリャ》再演にも出ていたりとなんだか充実な感じで、9月にはウィリアム・フリードキン演出によるプッチーニ《三部作》の《外套》だけ出演し、 (《ジャンニ・スキッキ》だったらウディ・アレン演出なんだけど)、来年はサンタフェでジェリー・ザックス演出《愛の妙薬》と演出家が気になる演目に次々配役されていたりするようで。そう言えば、DVDになったシュヴェツィンゲンでのサリエリファルスタッフ》に主演していたのをすっかり忘れていた...。ウィリアム・ボルコムの《橋からの眺め》にも出ていましたが、ボルコムといえばロバート・アルトマンの《ウェディング》オペラ版に出ていたのがアンナ・クリスティ。彼女はこのため当初予定されていたENOでのロバート・カーセン演出《キャンディード》を降りていましたが、英国での名声を得る機会を選んだ方が得策だったような気が。なぜって、指揮者のことしか取上げられないので、出演しても認知されるに至らないのが常なので。