LA RONDINE part 2

結局、また生放送を聴くことに。演奏が始まる前に、ピーター・ゲルブがマイクを持って舞台袖から出てきて、ゲオルギューが風邪で不調とのアナウンス。そりゃマイナス2度とかのニューヨークで気を使って過ごしたとしても風邪ひかないなんてことは難しい。でも、始まると初日より全体的に良くなっていたし、不調とアナウンスして実はみたいな某力士的な感じで、熱演。アラーニャも整った感じ。大不評のレイミーも前よりはましに。ブレンチウ、オロペザも良好。ということで、収録されているとやっぱり気合いが違うようなので、上映会で見たい気が。
ただ、生で上映会を見ていた人たちは、映像がフリーズしたリ音が途切れたりと、イライラさせられたよう。ということで、時差上映の日本とかオーストラリアの方がちゃんと整った状態で見られるので、ラッキーなよう。生放送とかはトラブルがあるので、トラブル込みで面白がりたいか、すんなりと問題なく見る方がいいのかは性格によりそう。あちきは願い下げ。セット替えが大変な演目のせいか、30分以上休憩を2回ってのもうざいので、やっぱり生は辛そう。
で、休憩に入るや舞台袖から初日同様ルネ・フレミングが、歌い終えた直後に間髪を入れずアラ&ゲオに突撃インタビュー。御愁傷様。で、なぜこの作品が好きなのかという質問に「傑作だから」、レパートリーにならないのかという質問に「難しいから」と聞くまでもないお応え。で、フレミングも「ドレッタの夢」をCDで録音したことあって、すごく難しかったと。知ってるじゃん。そのアルバムってこれか...「アルチーナ」以外もっちょらんので...。

The Beautiful Voice

The Beautiful Voice

  • アーティスト: Renee Fleming,Joseph Marie Canteloube,Gustave Charpentier,Antonin Dvorak,Friedrich von Flotow,Charles Gounod,Erich Wolfgang Korngold,Franz Lehar,Jules Massenet,Charles Mackerras
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 1998/02/10
  • メディア: CD
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で、生は英語の本放送をアメリカ南部の音質の高い放送局で聴いていたから、ラジオ・フランスではどうだったか気になり、24時間限定のアーカイヴ音源でチェックしたら、パリのゴーモン・マリニャンからの中継で、見にきていた客にインタビューなんていらないのがあったので飛ばした後、2幕後は現演出を担当したニコラ・ジョエルにトゥルーズから電話インタビューなんて事をしていたので、やっぱり侮れない。本国の放送ではまたしてもジョイス・ディドナートが登場してカーネギー・ホールでレヴァイン指揮による演奏会、「マリリン・ホーン・ダイヤモンド・ジュピリー (生誕75周年)・コンサート」ゲスト出演、ルセとのヘンデル狂乱の場アリア集「Furore」(↓デスパのフェリシティ・ハフマンじゃない!当たり前...) 発売記念のリサイタルなどの告知などで、この公演には全く関係ないゲストぶりを発揮。ついでに、ステファニー・ブライスが演じた《オルフェオとエウリディーチェ》が最高!と驚喜乱舞。
で、三幕に戻り、かなりいい感じで、アラーニャがかなり泣きの熱演。やっぱり見てみようということに。
Handel Furore

Handel Furore