ALBERT HERRING
- France Musique "Matinée opéra" par Renaud Machart, le dimanche de 14h30 à 17h | 22 mars
- Matinée Opéra (22日10時30分)
- Enregistré à l'Opéra Comique en mars 2009
- Opéra Comique
ベンジャミン・ブリテン:喜歌劇《アルバート・ヘリング》
ALBERT HERRING, OPERA-COMIQUE en trois actes de Benjamin Britten
- 台本:エリック・クロージエイ (ギ・ド・モーパッサンの短篇「ユソン夫人推薦の行徳賞受賞者」)
Livret d'Eric Crozier d’après une nouvelle de Guy de Maupassant "Le rosier de Madame Husson".- Créé au Festival de Glyndebourne le 20 juin 1947.
- 26, 28 FÉVRIER - 20h
2, 4, 6 MARS - 20h
8 MARS - 16h- Coproduction : Opéra Comique et Opéra de Rouen Haute-Normandie (13, 15, 17, 19 février 2009)
- 指揮……………ロランス・エキルベ Direction musicale, Laurence Equilbey
- 演出………リシャール・ブリュネル Mise en scène, Richard Brunel
- 美術……………………マルク・レネ Scénographie, Marc Lainé
- 衣装………クレール・リステルッチ Costumes, Claire Risterucci
- 照明………………マチアス・ロシュ Lumières, Mathias Roche
- 構成…カトリーヌ・エルー=ニコラ Collaboratrice à la dramaturgie, Catherine Ailloud-Nicolas
- アルバート・ヘリング………アラン・クレイトン Albert Herring, Allan Clayton
- レイディ・ビロウズ……ナンシー・グスタフソン Lady Billows, Nancy Gustafson
- フローレンス・パイク…フェリシティ・パーマー Florence Pike, Felicity Palmer
- ミス・ワーズワース………アイリシュ・タイナン Miss Wordsworth, Ailish Tynan
- ゲッジ氏………………クリストファー・パーヴズ Mr. Gedge, Christopher Purves
- アップフォールド氏…………シミオン・エスパー Mr. Upfold, Simeon Esper
- バッド警視………………アンドルー・グリーナン Superintendant Budd, Andrew Greenan
- シド………………………………リー・メルローズ Sid, Leigh Melrose
- ナンシー………………………ジュリア・ライリー Nancy, Julia Riley
- ヘリング夫人…………………ハンナ・シャエール Mrs Herring, Hanna Schaer
- エミー……………………ジュディット・ドルワン Emmie, Judith Derouin / Gaëlle Bakena Kodock*
- シス………………………クレマンス・ファベール Cis, Clémence Faber* / Léonore Chapin*
- ハリー……………………ジョゼフ・セレムビアン Harry, Joseph Sellembien* / Oscar Sajous*
- 演奏…………………ルアン歌劇場還管弦楽団団員 Musiciens de l'Orchestre de L'Opéra de Rouen
- 合唱…………………………オ=ド=セーヌ聖歌隊 *Maîtrise des Hauts-de-Seine
- 共同制作………オペラ・コミーク&ルアン歌劇場 Coproduction : Opéra Comique
et Opéra de Rouen Haute-Normandie (13, 15, 17, 19 février 2009)
http://www.operaderouen.com/- 料金 Tarif A : 100, 85, 70, 40, 15, 6
- 劇場……………………………サル・ファヴァール Salle FAVART
ブリテン指揮
DVD
パーマー出演
昨年は初演劇場でもあるグラインドボーンで久しぶりに再演され、一昨年日本でも上演されてすこぶる良かったのでのが忘れられない《アルバート・ヘリング》。主演のイエン・ペイトンはそれまでにも幾つか演じていて、あのように楽しい作りは珍しいとのことで、実際映像とかでも見ても陰鬱な作りだったりするのもある。それはともかく、新生オペラ・コミークは次々と同所で公演すべき演目にとりくんでいて期待がもてる劇場となっておりますが、この作品が選ばれるというのも納得。なにせ、原作はモーパッサンだし。残念ながら日本では翻訳されていない短篇ですが、1888年の短篇集の表題作ですが、なぜこれが抜けるのかは読む機会がないので?以前も触れたように、「Rosier」は「薔薇」じゃなく、「Rosière」を無理矢理に男性名詞にしたもの。おいたをしていないミス生娘みたいな女の子に上げる賞(英語でMay Queen)だけど、そんな女の子がどこにもいないので、すっとぼけたおバカな少年を選んで賞をでっち上げるてMay Kingにするということなので、「ユソン夫人の薔薇」じゃなく「ユソン夫人推薦の善行者」的な意味のよう。原作でどうかは呼んでいないので分からないけど。どちらにしろ、内容的には英国よりフランスの方が合う話なので、オペラは英国に置き換えてるけど、フランス人が原作とかを検証して公演するというのも面白そうだけど、写真見た感じちではちと違う。それはともかく、歌自体は英語なので、出演者はヘリング夫人とちょい役以外は見事に英国人で固めている。フランス人は英語の歌を歌うのがものすごく下手なので、当然の選択。絶妙のタイミングとアンサンブル力が必要な作品なので、これだけの面々でもすんなり聴かせるというのは大変そうな感じ。合唱指揮者のエキルベがそういう能力があるのかというのもちょっと疑問。