MAX EMANUEL CENCIC Counter-tenor Recital
マックス・エマヌエル・ツェンチッチ〜カウンター・テナー・リサイタル
Max Emanuel Cencic : Countertenor Recital
- 4月10日(金)|19:00|東京文化会館 小ホール「東京・春・音楽祭−東京のオペラの森2009−」
- マックス・エマヌエル・ツェンチッチ (カウンターテナー)
Max Emanuel Cencic, countertenor
- ピアノ………………大塚めぐみ Megumi Otsuka, pianoforte
- 共演…東京オペラ・シンガーズ Tokyo Opera Singers (Vocal Ensemble) *
- Mihoko Hoshikawa (Soprano)
- Kanako Sakaue (Mezzo-soprano)
- Taiichiro Yasutomi (Tenor)
- Toshiya Yabuuchi (Bass)
- ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト Wolfgang Amadeus Mozart
- 歌劇《アルバのアスカーニョ》K. 111より「愛しい人よ、まだ遠くにいる愛しい人よ」
'Cara, Lontano ancor' from "Ascanio in Alba" K. 111- 歌劇《アルバのアスカーニョ》K. 111より「ああ、彼女の気高い精神を」
'Ah, di si nobil alma' from "Ascanio in Alba" K. 111- ロンド ニ長調 K.485 (ピアノ・ソロ)
Rondo in D major K.485 (Piano solo)- 幻想曲 ニ短調 K.397(385g) (ピアノ・ソロ)
Fantasy in D minor K. 397(385g) (Piano solo)- 歌劇《ポントの王ミトリダーテ》K.87(74a)より「厳格な父よ、脅かしにやって来るがいい」
'Venga pur,minacci e ferma' from "Mitridate re di Ponto" K.87(74a)interval
- ジョアキーノ・ロッシーニ:歌劇《湖上の美人》より「幸福な壁よ」
Goachino Rossini: 'Mura felici' from "La Donna del lago"- ヨーゼフ・ハイドン:ピアノ・ソナタ ト長調 Hob. XVI-40(ピアノ・ソロ)
Haydn: Sonata for Piano G major Hob. 16-40 (Piano solo)- ジョアキーノ・ロッシーニ:歌劇《タンクレーディ》より「おお祖国よ」
Gioachino Rossini: 'O patria' from "Tancredi"- ガエターノ・ドニゼッティ:歌劇《ルクレツィア・ボルジア》より「あのリミニの戦いで」*
Gaetano Donizetti: 'Nella fatal di Rimini' from "Lucrezia Borgia"- ガエターノ・ドニゼッティ:歌劇《ルクレツィア・ボルジア》より「幸せでありたい方に秘密を教えましょう」*
Gaetano Donizetti: 'Il segreto per esser felici' from "Lucrezia Borgia"zugabe
- オッフェンバック:歌劇《美しきエレーヌ》より「メネラス王」*
Jacques Offenbach : pour "La Belle Hélène" Acte III, No 18a -
Choeur et chanson d'Oreste "Vénus au fond de notre âme"- オッフェンバック:歌劇《美しきエレーヌ》より 「今夜はラビリンスのパブで夕食を」*
Jacques Offenbach : pour "La Belle Hélène" Acte I, No 3 -
Chanson d'Oreste "Au cabaret du labyrinte"- ヨハン・シュトラウス2世:喜歌劇《こうもり》より「お客を呼ぶのは私の趣味で」
Johann Strauß : "Die Fledermaus" Zweiter Akt :
Couplet "Ich lade gern mir Gäste ein"
前回の来日は《アンドロメダ》演奏会しか行く勇気がなかったけど、その後カン (サイトやらではCaen をカエンってしていた。どアホ!それ以前にサイトのバイオは訳というか日本語がぐだぐだ。スピノジがスピオーシってなってたし)でのランディ《聖アレッシオ》もよかったし、その後の録音などもいい感じなので、行かない訳にいかない。先月CD発売をかねて演奏会をしていた《ファラモンド》のローザンヌからの生放送はCDより短いけどかなりなものだったので、少年合唱団時代からの年季の入ったファンだらけとは分かっていたけどもうこの際気にしてられない。ということでビーシージェイとダブりだったのは痛かったけど。
前半モーツァルト、後半ベルカント、アンコールでオペレッタ(共にローザンヌで演じた役)という構成はなかなか。来週のヘンデル命日を考えるとヘンデルを1曲でも入れて欲しかったけど、ピアノ伴奏には合わないから仕方ない。
帰国後ナンシーで演じるスピノジ指揮《メサイア》の上演(困ったことに演出はクラウス・グート)、彼が参加しないその前のパリでの演奏会の収録が放送なので、彼の出演する公演の音は聴くことは出来ないのが残念だけど、夏にはボーヌ他でヘンデル・アリアのリサイタルがあるので、次のソロCDになることを期待。秋にはレザール・フロリサン結成30周年記念でツアーする《スザンナ》は録音予定ですが、その前に生をどこかで聴けるようがんばらねばならない...(本当は6月のボルドーでのアレッサンドリーニ指揮、カーセン演出《ポッペアの戴冠》が見たかったけど)。